手術後の履物事情
私にとって靴選びは、頭を悩ませることの1つ。外反母趾気味なので、吟味して購入しないと、本当に痛い目に合うのだ。
歳を重ねる毎に、外反母趾が進行してるみたいで、履ける靴の選択肢が狭まっている。自分の足に合う靴を探すのが一苦労。
今では、自分の足に合う、数種類の靴やサンダルが決まってきており、履き潰してはまた同じ靴を購入することが多くなった。
2ヶ月程前、右足関節脱臼骨折をしたことにより、チタンプレートによる骨の固定と、一部ピンで固定する手術を受けた。
術後3週間くらいは、右足をシーネ固定していたので、病院内を移動する時は、左足だけ履き物を履けばよかった。
その時、履いていたのが、お気に入りのBIRKENSTOCK (ビルケンシュトック)のリオというタイプのサンダル。
普段は夏場に裸足で履くことが多いが、靴下を履いても様になるデザインが好きなところ。
足首もストラップでしっかりホールドしてくれるので、安心して歩けるのだ。
ストラップは長さ調整ができるので、私は、緩めなくても脱ぎ履きできるようにしている。
このサンダルでリハビリも可能だった。
そして、シーネが外れてからは、パンパンに腫れている右足に、履ける靴はあるのかと、このサンダルをダメ元でためしてみたら、履けるではないか!
ストラップを最大にしたら、なんとかなったのだ。
足を下ろしていると浮腫みが増して、サンダルを脱いだ時に、足の甲にストラップの跡がついたが、痛みが出るほどではなかった。
そんなことで、このサンダルはその後の入院中と、そして退院してからも良き相棒として私の足を支えてくれている。
しかし、このサンダルの難点は、雨の日には向かないところ。そして、冬に履くのはちょっと厳しいかな。
そんな時はスニーカーだ。ニューバランスのMS327CPG。これが履き心地がよくて外反母趾の足にも優しかった。
購入する時に、ジャストサイズが売り切れており、仕方なくワンサイズ大きめを購入したのだが、今回はそれが功を奏した。
腫れている右足でも履くことができたのだ。
もうひとつ、私の足でも痛くならないお気に入りの履物がある。それは、MINNETONKA(ミネトンカ)のモカシン。この靴も革が柔らかいので、足に馴染んでくれる。
靴底が薄いので、長距離を歩くと足裏の疲れが出ることもあるけれど、履きやすさとデザインが好き。
そして、腫れた私の右足も優しく包んでくれた。
最大の難点はやはり雨の日には向かないこと。
番外編は、雨の日でも気にせず履けるスニーカー。Columbia(コロンビア)の防水加工の靴。
この靴は、雨の日にも、ちょっとしたハイキングやトレッキングにも対応できる軽量なスニーカー。
腫れ気味の右足でも、履くことはできたが、柔らかさが今ひとつなので、もう少し右足首の腫れが落ち着いたら、活躍してくれそう。
そして、好きな靴だけど、今の腫れた右足には厳しかった靴。コンバース オールスター ローカットスニーカー。
定番のデザインでとても気に入っているのだけど、キャンバス地の硬さが、今の私の右足には優しくなくて・・・。
もっと、腫れと強張りが引かないと履けないかも。
今現在では、試すこともしてないけれど、これから秋冬になると、ハイカットのサイドゴアブーツとか履きたくなるよねきっと。
でも、チタンプレートが入った足で、履くことが可能なのかは、まだ分からない。
外反母趾とチタンプレートが入った右足にも優しい靴探しの旅が、また始まるかもしれない。
それもこれも、この右足首がどこまで元に戻ってくれるのかにかかっているのだ。