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整形外科受診
足関節脱臼骨折から49日目
退院後、初めての整形外科受診の日。
朝起きると、外はどしゃ降りの雨。でも、身支度を済ませた頃には小降りになってきた。
今だ!出発しよう。
毎度の事ながら、夫に送迎を依頼し、病院へ向かう。感謝です。
道路が混んでいなければ、病院へは車で5〜6分。あらためて、搬送先が近くの病院でよかったと思う。
病院に着いた時には雨があがっていた。
午前中の外来は、いつも混雑している。総合病院なので複数の診療科がある。
しかしいつもと違って、事務方の人がフロアーに沢山いるように見えた。どうやら、電子カルテ導入の初日らしい。
それに伴って、受付のレイアウトも少し変わっていた。
私が入院中から、電子カルテ導入の為の準備が行なわれているのは知っていた。看護師さんから聞いていたからだ。
夜も病院内の工事が行われていたり、病棟の一角に、納品されたデスクトップパソコンの箱が、山積みになってる時期があった。
私は受付を済ませ、受付番号が書かれた用紙をもらう。そして整形外科の診察室前に移動し、待ち合いの椅子に座った。
いつもはこの前の廊下を、リハビリ室まで歩いていた私。
今日は、座って廊下を眺めている。リハビリ室へ行く人、病室へ戻って行く人が目の前を通って行く。
すると、名前を呼ばれる。診察前にレントゲンを撮影してくるようにとのこと。
これまで、手術後から1週間毎にレントゲンを撮ってきた。入院中はいつも、車椅子に乗ってレントゲン室へ行っていたが、今日は片松葉杖。
いつものように、レントゲン受付に声をかけて、椅子に座って待つ。
名前を呼ばれ、レントゲン室の台に寝転がって、右足正面と側面からの撮影をする。
レントゲン技師さんが、指示にテキパキと対応する私に声をかけてきた。
「撮影に随分慣れていますね。」
それもそのはずで、もう5、6回目ですもの。レントゲン撮るの。角度もバッチリでしょ。
レントゲン室から、整形外科の診察室前に戻って、待つこと15分。私の受付番号が、本日から導入されたばかりのディスプレイに表示される。
「診察室にお入りください。」
と音声案内が響く。
診察室に入ると、主治医がパソコンに向かっていた。
先ほど撮影したレントゲンを見ながら、経過は順調なこと、骨折箇所も問題ないとの説明があった。
まだ、足首まわりの強張りと、アキレス腱の動きにくさが残っていることを伝えると、
「それは、リハビリを頑張るしかないですね。次回から全荷重になるから、頑張って下さい。」
とのこと。
次回の整形外科受診は1ヶ月後でよいと告げられた。
そうかぁ、あとはリハビリに専念するのみか。そして、とうとう右足への全荷重の時がくるのだな。
まだまだ自分の右足に、自信を持てないでいる。体重を本当に右足だけで、支えられるのかな。
次のリハビリが不安でもあるし、松葉杖を持たないでよくなるという、期待もある。
次のリハビリは3日後。
それまでにもっと右足の腫れが落ち着いて、歩きやすくなってますように!