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家での過ごし方
足関節脱臼骨折から42日目
朝5:30
病院の生活リズムが体に染み付いているのか、自然とこの時間に目が覚めた。
昨晩は疲れて22:00には寝てしまい、途中目覚めることなく、朝はスッキリと目覚めることができた。
Pokémon Sleepの評価は「グッスリ」。
久しぶりに見た評価だ。
さて、今日から自宅で、何をして過ごそうか。
洗濯機を回したり、台所の洗い物をしたりすることはできそうなので、体力作りの為にもやっていきたいとは思っている。
1番困ることは、両手に松葉杖を持っているので、物を持って移動できないこと。
スマホぐらいは、ズボンのポケットに入れられるが、コップを持って食卓まで移動したり、乾いた洗濯物をタンスまで運ぶことができないのだ。
これはとても不便。誰かにお願いすることになる。
2階のベッドの場所に、私のタンスがある。そこで着替えて出た洗濯物を、階下にある洗濯機まで運ぶのに、なんとかならないかと頭をひねった。
出た答えは、洗濯物を自分のお腹に隠し入れて行く、というもの。
妊婦さんのような感じにお腹が膨れるが、家の中なら、家族にこの姿を見られても問題なかろう。
松葉杖で両手が塞がっていても、洗濯物をちゃんと洗濯機まで運ぶことができた。
もっと他にいい方法があるのかもしれないが、今の私の頭ではこれしか思いつかなかった。
自宅に帰ってからは、椅子に座ったり、室内を移動したりと、足を下げている時間が格段に増えた。
それに伴って、すぐに右足首の血流が悪くなり、パンパンに浮腫んでしまうのだ。肌の色も赤紫色になって、強張りも強くなる。
こうなってしまうと、自分でマッサージしてみても、足首の運動をしてみても、なかなか浮腫みが改善しないのだ。
浮腫むと、足首の可動域が狭まり、歩きにくくなってしまう。
次回のリハビリまでこの状態が続くのはマズイなぁ。なんとかならないかと考えた。
すると、ふと昔使っていた、夜間用の着圧タイツの存在を思い出した。
数年前に一時期、足の浮腫みとだるさに悩んで、使っていた時期があったのだ。
足先は開いていて、太ももまである着圧タイツ・・・タンスの中を探ってみるとあった、あった!
早速、右足に装着して、一晩試してみることに。
さて、どうなるかな・・・
タイツを履いても違和感なく、眠りにつくことができた。