なかなか頑固なアキレス腱
足関節脱臼骨折から91日目
リハビリ40回目
本日もリハビリを受けに病院へやってきた。右足の調子は、平行線という感じで、この1週間で大きな変化は感じていない。
相変わらず階段の下りは、違和感のある足の運びになってしまう。手すりがないとまだ怖い。
そして、右足のつま先立ちもかろうじてできるのだが、踵が十分に上がらない。筋力の問題もあるが、アキレス腱の柔軟さが足りない気がしている。
11:00
病院のリハビリ室に到着。
理学療法士さんと挨拶を交わして、リハビリを開始。
廊下を一往復歩行し、さらに階段の上り下りを見てもらう。
理学療法士さんの評価は、
「歩行は、かなり左右差がなくなってきましたね。階段の下りはもうちょっと右足の踏ん張りがほしいですよね。」
やはり階段の下りが今後の主な課題になりそうだ。
リハビリ室に戻り、辺りを見てみる。今日は、あのニット帽のおじいちゃんの姿はなかった。ちょっと残念に思う私。
さて、まずは横になってリハビリ開始。右足首の柔軟性など、患部のチェックを行ってからのマッサージ。
その間にこの1週間の生活のことなどを伝える。
その後は足首のストレッチを念入りにして、足の指でビー玉を挟んで移動させるリハビリを行った。
次は、リハビリ室の練習用階段を使っての運動。まずは踵の上げ下げ。
本当にこれが苦手。右足だけのつま先立ちは相変わらずキツイ。踵を上げれば上げるほど、アキレス腱の硬さというか、詰まり感が大きくなり、痛くなる。
理学療法士さん曰く、アキレス腱の周辺の脂肪が硬くなっているからかもとのこと。
足首を動かしながら、アキレス腱を指で摘んでほぐしていくと動きやすくなると教えてもらう。
次は、「階段を右足から下りて、さらに左足を下ろす」という階段を下りる一連の動作をする運動。
その時、左足のつま先が下段に着地するまで、右足のつま先が上段に残るように耐えるのだ。
これがなかなかできない。
左足のつま先が下段に下りる前に、右足のつま先が階段から離れてしまう。
でも、何回か繰り返し同じ動作をしていくうちに、少しずつできる様になってきた。
それと同時に、右足の外くるぶしの下の辺りに痛みを感じてきた。そのことを訴えると、
「痛みが増さなければ、そのまま動作を続けてみましょう。」
言われるままに、足を動かし続けてみる。すると、不思議なことに痛みを感じなくなってきた。どうしてなんだ?患部がほぐれてきたからなのか?
とにかく最初より、足首の柔軟性は上がってるし、痛みもなくなってる。
やはり、動かすのが大事なのか。でも
自宅で同じ運動をしようとしても
上手くできないことが多々あるのだ。
理学療法士さんからは、自宅では踵の上げ下げを中心に頑張ってやるようにと宿題がでた。
でもさ、本当にリハビリ室でできたことが、自宅でやるとできないことがあるからな。なんでだろう。
リハビリが終わり、次回の予約を取ってリハビリ室を後にする。
アキレス腱さ、理学療法士さんの前ではできる風を装ってるんじゃないの?自宅でも柔軟性を見せておくれよ。と心の中で嫌味を言ってみる。
「お前の頑張りが足りないんだよ。」
とアキレス腱から返事がありそうだな。
早く普通に、手すりなしで階段を下りられるようになりたいー!