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国家試験落ちた〜

国家試験不合格のベア

18歳で寮がある横浜郊外の美容室に勤め始めたベア

美容師になるには国家試験に受からないといけないのですが、受験資格として美容専門学校を卒業する事が求められます

ベアは勤務しながら当時2年間美容専門学校へ通信教育の形で入学しました

学科は通信レポートが送られて来てテキストを見て答えを記入して期日までに送り返します
実技は夏の二週間くらいスクーリングで美容学校に通って
パーマ巻き、フィンガーウェーブ、カラー巻きの3つを学びます

な、なんと
当時はヘアカットが実技にはありませんでした!!

パーマ巻き
フィンガーウェーブ


ロールカーラー巻き

学科は送るのを忘れていると同期の女の子に回答が届くのでそれを見せて貰ってわざと間違えて90点になる様に返送してました

実技は器用ではないベアには地獄でした
一番嫌いなフィンガーウェーブはローションがねちょねちょでピンカールを作ってアメリカピンで止めるのですが、
滑りまくります
仕方なくお人形の首の所にピンを当てて開いて止めていたら巡回の先生が「こんなやり方したらお客様が血だらけです!」と怒っていて
はっと気がついて、ねちゃねちゃでやりにくいピン止めを頑張りました

いよいよ、国家試験がやって来ました

な、なんと課題が一番嫌いなフィンガーウェーブ

絶望感しかありません

そして、当日が来ました

やっぱり苦手意識は消えません
嫌な予感

しばらくして、美容室の寮のポストに結果が届きました

ベア不合格!!

同期の他3人は合格!!

国家試験対策のお店の先輩になぜダメだったかを聞くと
無言、、

同期に聞くと
「ウェーブから繋がる流れとは逆のピンカールの向きだったからだよ」と!!

えーーーっ

そもそも、ウェーブとピンカールが連動してるそんな単純な事さえも理解せずにいたベア、、恐ろしい
分からんちん!!

ええと、答えを見て回答送っていた学科は合格してました〜
お馬鹿なのか不器用なのか本当にお馬鹿なのか

でもやっぱり、お馬鹿さんなベアなのでした

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