Coach Log
皆さん、こんにちは!!
今回の記事は新しく「Coach Log」となっています
今年も新しいことにチャレンジしていきたいので、
今までの「サッカーnote」とは別にマガジンを作る予定ですので、
そちらも新しく登録していただけるとありがたいです
今後はこちらの記事がメインとなり、
より専門的な内容にしていく予定です
それではいきましょう!!
新チーム始動に向けて取り組んでいくこと
➀ビルドアップとディストリビューションの改善
②ブレイクアウェイの判断の向上
③コーディネーション系のTR
➀ビルドアップとディストリビューションの改善
今年に入ってからも、引き続きビルドアップの改善は行っています
ロングボールを多用した戦術を否定するつもりは全くありませんが、
どうしてもギャンブルになってしまうことや、個人頼みになってしまうシーンがあります
そこで、選手の個人戦術やチームのグループ戦術を通して
「サッカーを理解する」ということによりフォーカスして、
TRを組むことを意識しています
W-upから正面や対面ばかりのTRではなく、
なるべくディストリビューションにつながる動作や、
より反復したシチュエーションになるように工夫しています
そちらのTRはまた別の記事で紹介できたらと思います
そして、今年に入ってからさらにTRに時間を割いているのが、
「相手を引きつける」という部分にフォーカスしたTRです
こちらもTR紹介で記事にできたらと思いますので、お楽しみに
②ブレイクアウェイの判断の向上
新チームになり、身長や体格で劣るシーンが増えました
選手のキャラクターを見ても、ボールタッチはできるが、
シンプルにフィジカルで負けるというシーンが見られます
そこで、GKのプレーを分析したとき、シュートへの反応は向上した反面、
クロスやセットプレー、そしてDFラインの背後のスペースケアの判断が悪いシーンが見られます
対人や近距離の部分は悪くはないのですが、「ゴールを守る」シチュエーションなのか、「ボールを奪う」ことを優先するべきなのか、はたまた、「ボールを失わないように」ポゼッションを保つのか、
少しづつ選手たちと掘り下げながら落とし混んでいるところです
このプレーの判断はゲームを振り返ることや、
情報を頭で理解する必要があります
イメージしたり、TRで振り返っていく習慣が必要でしょう
③コーディネーション系のTR
サイズが無いから=いいGKでは無い
これは全く成り立たないと思います
私が選手に要求しているのは、
「リーチ」です
この身長論は話すと長くなるので、割愛
もちろんフィジカル面で優位になることは変わりませんが、
私が求めるGKの理想とは少し違うものだと感じます
シュートを止める技術や、クロスの処理などは
テクニックの分野がほとんどです
私自身の挑戦でもあるのかもしれません
日本人GKが海外で活躍するためにも、
個人に合ったレベルやプレーのスタイルを
確立していく必要があると思います
原理原則などの普遍的なものは導入し、
応用を利かせていくのは選手自身です
今年のTRもまた変化をいれながら、
選手の成長を促せればと思います
それではまた!