『今日、誰のために生きる?』ブックレビュー!
2024年最初のブックレビューです。
今とても人気となったペンキ画家のSHOGEN(ショーゲン)さんと、私も記事で書かせていただいたひすいこたろうさんの共著
物語の舞台はアフリカのとある小さな村(ブンジュ村)
スピリチュアルな部分もありますが、
とても心温まる物語だけでなく、グサリとくる物語もあります
この本のテーマは?
30の物語で書かれているので、少し難しかったですが、2つにまとめてみました
心の余裕を持つこと
日本人としての在り方
それぞれ感想を書いていきたいと思いますが、本当にどれも面白い内容になっているので、他の物語を読みたい方は買って下さい!
心の余裕を持つこと
自分を満たすことから
まずは自分自身を大切にすることが一番大切だとこの村では言われています
それは、自分の心に余裕がない状態で人に何かをしようとしたときに、全てのトラブルやいざこざが起きているとのこと
自分自身の喜びを大切にしていきましょう
そして仕事にも全く同じことがあてはまります
お金のために仕方なく働いている人
好きでもないことを自己犠牲のもとにやっている人
本当に苦しい思い出仕事に取り組んでいらっしゃると思いますが、
まずは自分の本心を大切にしていきましょう
本当の会話の在り方
村の挨拶の仕方も変わっています
それはおはよう!という言葉だけでなく、
相手の心の状態を聞いていると言うこと
普段何気ない会話では作業の会話と本書には書かれています
それに比べ、心の会話は以下の通り
作業の会話
「何食べる?」「どこ行く?」
心の会話
「どう感じた?」「どう変わった?」
つまり、目的や動作よりも、
感情を聞くことが大切なんですね
日本人としての在り方は?
自然との調和
ここでは虫の音が、声に聞こえる民族は、
ポリネシア人と日本人のみということが明かされています
ムシノシラセという言葉もあるとのこと
また、Youtubeの他の動画を見ていくと、日本語がもともと自然のオノマトペというものから作られているということも関連しているのかもしれないです
つまり、私たち日本人はそれだけ自然に寄り添って生きていき、
生きとし生けるもの全てに愛情を持って接していたといえます
食事が作業になると、、、
皆さんもテレビを観ながらご飯
寝ながらスマホ
といった感じで、何かしながら別の何かをするということが当たり前になっていませんか?
食事が作業となっていくと、日常の生活も作業になってしまうと、この村の村長もおっしゃられています
それでは挨拶はどうでしょうか?
ここで本のタイトルの回収になりますが、
これは実際に村で行われている挨拶
さらにこれは古来の日本人がやっていたとのこと
さらにさらに!
この挨拶には「今日はぼくの人生を生きる!」と返すそうです
まずは自己愛をもち、他人に与えていくことが愛といえますね
本当に大切なこととは?
ここでは紹介しきれない、アフリカの小さな村からのアドバイス
それでは今この瞬間から私たちは何をしていけば良いのでしょうか?
それは何か特別なことでも全く新しいことではなく、
すでに知っていて、やっていないことをやるだけです
もう少し掘り下げると、自分がやっている動作一つ一つを愛でるといえます
古代の日本人は朝起きて、顔を洗う。その瞬間、水をすくう手の形の丸さがなんてかわいらしいのか。
そこまで愛情を持って日々の生活を過ごしていたそう
私も少しずつ変えていってます
食事を食べるときは食事のことだけに集中すること
瞑想やマインドフルネスなどなど。
みなさんも今年は日本人として誇りを持って生きていきませんか?
それではまた!
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