Coach Log 「GKキャンプ帯同」
みなさん、こんにちは!!
今回は地方で開催されたGKキャンプに帯同させてもらいました
画像や映像は使えませんが、
私が感じたことを記事に残しておきたいと思いました
それでは、いきましょう!!
テーマ:ブレイクアウェイ・クロス
今回はこの2つが主なテーマで、TRが進みました
メニューは別の先生が考えられたものを実施しました
キーファクターなどは頭に入っていたので、
スムーズに進めることができました
ブレイクアウェイについて
このテーマでは
開始姿勢
スタートポジション
観る(ボールホルダー、スペース、相手)
判断する(ゴーなのかステイなのか)
プレー方向
DFと連携して守る(コース限定、シュート処理)
ファウルを犯さない
などがあります
また、フロントダイブでボールを奪うことだけでなく、
ブロッキングでゴールを守ることも必要です
指導して感じたことは、寄せるタイミングが早すぎることや、
止まれていない(構えれてない)ことが感じました
寄せることばかり考えてしまい、ダイレクトでシュートを打ってみると、
対応できないシーンがありました
パスに対してのアクションだけでなく、あくまでもボール状況に合わせた
プレーが求められていると感じました
また、寄せるスピードはいいけれど、止まれない選手や、かわされてしまう選手も数名いました
よりゲームに近づけたTRのする必要があるため、
発展させながらも、成功体験は積むことはできたと思います
クロスについて
クロスのポイントとしては、
開始姿勢
視野の確保
観る(中の状況、キッカーの状況)
判断(ゴーもしくはステイ、捕るもしくは弾く)
DFと連携して守る(プロテクト、ゴールカバー)
クロスの処理では準備やボールの質を見極めることが
より求められると思います
また、ゴール前での状況でDF、相手CFやGKなど多くの選手が入ってくるため密集した状態でもありますね
そこで相手よりも先に触ることや、シュートに対して全身を使って止めるシーンもあります
これらは現代サッカーでは、大切な要素となっているため、
プロ・アマチュア問わず、要求していくべきです
少し話が逸れましたが、指導して感じたことは、
チャレンジの少なさと視野が取れない選手が多すぎることです
オープンな状態やシュートコースがほとんどないような位置でも、ゴールやポストと被ってしまっている選手が多かったです
また、折り返しのクロスや実際のゲームになるとポジション修正も遅く、ボールウォッチャーになっている選手がほとんどでした
テーマに共通している部分として「スペースを守る」や
「ボールを奪う」ことです
ブレイクアウェイではDFの背後、クロスではニア、中央、ファーのポイントなどがあります
最後に
ただ言葉だけで守るということでも、テクニックを分割し深掘りしていくと、もっともっと要求していくべきポイントがあります
このキャンプを通して、テクニックの重要性と完成度が求められていると感じました
「このキャンプで言われていたことは全て"復習"だよ」
最後に言われた言葉が非常に印象に残りました
年代ごとに必要なテクニックが身についていないことや、
それを補うTRを構築する必要があること
そして何よりこの年代ではプロ契約を結べるレベルが必要があります
その意識が選手、指導者の双方にできて世界で活躍する選手が生まれてくると思います
本当に実りある1日でした