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二元論に気づくと世の中のスピリチュアルがちょっとわかるようになる

恥ずかしながら、スピリチュアルワークショップに通い続けてたくさん言われた「良いも悪いもない」「物事の反対を見ろ」etc…という言葉を、そのまんま言葉の通りにだけ受け取っていて理解していませんでした。

ここ数ヶ月でようやく気づいて、あの時言われていたことたちが腑に落ちてきたのでまとめてみます。

一応、結論としては以下の3点です。
 ・陰陽二元論です。
 ・片方は消えない。
 ・バランスが大事。


二元論に気づくまで「のみ」の世界だった

「右と左」「上と下」「理性と感情」「有と無」「心と体」など、世の中ほとんど「そのものと反対のもの」の二つがセットになっていますよね。

私は、その片方「のみ」の世界しか見ていませんでした。
ポジティブならポジティブ「のみ」。
反対のネガティブは消える。または見ない。

そういう思考をしていたので、ワークショップなどで「楽しいことをしてみたら?」と言われて実行しても不安や信じきれない気持ちが拭えませんでした。
楽しいことをしているのにネガティブな気持ちがふと顔を出すのは、楽しいことをやりきれていないんじゃないか、みたいな。

その後色々あって、言葉にはだいたい反対があることに気づいたんです。

当てはめれば「ある」の反対の「ない」も存在しますよね。

ないって目に見えないからわかりにくいんですが、わかりにくいことにこそ気づきがあります。

本当に自分の中に存在しないものは想像すらつかないので、世の中に「ある」かどうかわかりません。
想像も認識もできず、「ある」かどうかわからないものこそが真の意味での「ない」です。

二つで一つ。もう片方は悪でも敵でもない。

反対の言葉や事象があるからお互いが成り立ちます。

よく「良いも悪いもない」という言葉があります。
それは、物事に対して「良い」も「悪い」も両方あるから、その物事が構成されているということだと思っています。
「良い」「悪い」片方だけは存在しないんです。

陰陽を表す太極図が一番わかりやすいのですが、白い部分と黒い部分で一つの丸を構成していますね。

白い部分を「良い」黒い部分を「悪い」にすると、肝なのが「白い部分の中にも黒い丸がある」「黒い部分の中にも白い丸がある」ことです。

白 = 90%     黒 = 90%
黒 = 10%     白 = 10%

完全に片方のみにはなっていないですよね。
それぞれのパーセンテージの違いなだけです。

世の中では「悪」としても、本人にとっては「悪」と感じていないことだってあるし、「善」の部分が隠れていることもあります。
(スターウォーズのアナキンがまさにそれだ! と思いました)

世間的に見て、とか自分の考えと違うから、とかで「悪」「敵」と決めて攻撃したり排除したりするのは「片側のみ」に寄っている考え方です。

逆に、ポジティブオンリー! ポジティブ至上主義! もポジティブにのみ振り切っていますよね。
(厳密には、それもそれで良いといえば良いけど……って感じです)

バランスが大事

今までネガティブな考えだった人がポジティブな考えに寄ることは、知らなかった世界を知るという意味では良いと思います。

ただ、それで今までネガティブだった部分を否定しちゃうと、考え方は何も変わってないです。

ネガティブな部分も受け入れてこそ、ポジティブも受け入れられるようになります。
受け入れることが難しい場合は、否定せず一旦置いてください。

ネガティブとポジティブの真ん中に立って、両方を見る。
そうすると「あ、今ネガティブに偏りすぎてる」と思ったら難なくポジティブな方向へ行けますよね。

なんで前述した「ポジティブ至上主義!」が良いと言えば良いけど、なのかというと、「ネガティブを否定していなければ」が頭についていないからです。

二つで一つのことを構成している限り、片方を否定しても消えません。

パーセンテージのバランスの問題です。

二つで一つがわかると


スピリチュアルでよく聞く「周波数」や「波動」についてもわかりやすくなります。

ネガティブとポジティブ、二つの間で揺れていると「波」になりますよね。
ざっくり言うとそれが「周波数」や「波動」になります。

心臓は常に動き続けていて、止まると生命活動も止まります。

ネガティブやポジティブに偏り続けることも「止まっている」と思いませんか? ちょっと不自然な感じがします。

二つの間で揺れることが当たり前で、バランスを保ち両方の視点から物事を見れるようになると、今までの考え方も少しずつ変化していくと思います。

幸せになるために精神世界のことを学んだり、または好奇心などで勉強している方々の助けになれば嬉しいです。

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