身のまわりの人に嫉妬してしまう
私自身はゴミクズのような人間なんですけれど、私の周りは、優秀でとても良い人がばかりなんですよ。キャリアも輝かしくて。それで、嫉妬してしまうこともあるんですけれども。
最近、「自分は、周りの人に全く嫉妬しない」という人と話したんです。そんな「嫉妬しない」という人と話して、思ったことを書いていきます。
私は、全く人格者ではないし、倫理観もありません。すぐ騙されるし、感情的かつ衝動的です。頭も良くないし、仕事もできない。人の気持ちも考えないし、共感力もない。だから、今、あたたかい部屋でパソコンを前にしているのが不思議なんです。もしかすると、なにかのきっかけで、大きな犯罪に加担することだって、あったかもしれないから。
でも、現在、それは起きてない。これは「私自身が大きな犯罪に加担しないよう、努力した」なんてことは全くなく、周りの人たちが、優秀でとても良い人だから、運良く、そうならずに済んでいるんだと思うんです。環境のお陰でしかない。
それに、周りの人たちが、全然人生うまくいっていない人ばかりで、大きな不満を抱えていたら、そんな人たちにとって、私のような、気の弱いゴミクズは恰好の槍玉になるはずで。「あいつのことをネットで悪く言いまくってやろう」「晒してやろう」って、にやにやしながら思って、きちんと実行するはずなんです。
でも、そんなことは起きていない。いや、起きているんだと思うんですけれど、生活が全く維持できなくなるほどの名誉棄損や誹謗中傷はされていない。
それも、私の周りの人たちが素晴らしい人ばかりで、人生がうまくいっているからなのだろう、と思います。
私は、ろくでもないやつなので、もうそろそろ野垂れ死にしそうになっても何らおかしくないんですが、私の周りの人たちって、そんなときに手を差し伸べてくれる人ばかりなんですよ。
そう考えてみると、「嫉妬するって愚かだな」「もはや感謝しかない」という気持ちになってきました。とはいえ、そんな気持ちも忘れて、また嫉妬してしまう愚か者ではありますが。
「身のまわりの幸運を願う」なんて、そんなことは、愚かでズルい私にはまだまだできませんが、「身のまわりの幸運のお陰で巡り巡って、自分も恩恵を受けているんだな」と感じています。
まあ、でも、人でなしなんで、野垂れ死ぬのも本望です。なんて言いながら、野垂れ死ぬときに「助けてくれ」と泣き喚く、惨めで汚い人間が私です。
何らかの形で私と関わってくれたり、もう連絡することはないかもしれないけれど、過去にやりとりをしてくれたりした方々へ。みなさま、本当にありがとうございます。
そして、これを読んでくださった方もありがとうございます。何かのご縁だと思います。あなたの人生、色々とうまくいきますように。