TouchDesignerとDMXの連動
作成したもの
前回の記事に連動しているのですが、ランダム選択された数値を一致するライトをあらかじめ決めた色で照らすシンプルなシステムです。
正しい記事とは言えない内容だと思うので「はぇ〜」で流してほしいです。
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そもそもDMXとは
私も完璧な理解してないですが、512チャンネル操れる規格です。
512を1universeとし、513個の要素を扱いたかったら513番目は2universeの1番目ということになります。
XLR端子(キャノン)でも照明と音声で分かれてるじゃないですか?
USB-cのサンダーボルトってややこいじゃないですか?
そんな感じで「見た目がキャノン端子の照明操作ができる規格」って感じです。間違ってたらごめんなさい
DMXに対応している照明は「Dimmer」「Red」「Green」「Bule」「White」「Strobo」などたくさん操るパラメータがあります。RGBはそのまま、ストロボもチカチカする、Dimmerは光量をさしてます。
照明ごとに「ch(チャンネル)数」が決まっています。
今回メインで使用した「Sabar Spot RGBW」は3chから13chまであり、マクロやプログラムも組めるそうです。TDで使う場合はいらん気もする…?
今回は5chを使いました。
「5chを使う」とは?なんですが、照明ごとに先ほどのパラメータの順番が決まってまして、
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引用元:サウンドハウス
これが先ほどの512個の先頭だとしたら、「1スタートの5ch」とうことです。
同じものを次に設定するには「6スタートの5ch」になります。
2灯設定した現状、7個目のパラメータはどこを操作できるでしょうか?
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正解は「2灯目の緑」です。
更なる説明は実際にライトを触りながらじゃないと説明しにくいので割愛
今回の機材
・windowsPC (開発段階はMacなのでどっちでも可)
・Saber Spot Rgbw
・Mega 64 profile plus
・light par pro
・ENTTEC DMX USB PRO PC-DMX
(1universeにつき1台)
今回の機材は全部借り物です。恵まれている環境に感謝。
TDとの接続方法
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DMX out CHOPを使用し、パラメータのinterfaceで接続機器名を選択(もし使用機器が選択肢に無い場合は*にしておく)
CHOPの中に表示されている数値順がそのままライトの5chの数値と一致するようになっている。
今回の使用方法
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Sliderをmath chopに繋げ255倍に、rename chopで名前を変え、管理しやすく
1灯ずつmerge chopでまとめる(今回は5chで1セット)
オンオフの管理をmath chopの掛け算で行う(×0にすれば全数値が0になるため、ライトが光らない)
LFO chopを入れ、擬似的にストロボ効果を再現
仕組みがシンプルな分説明するとこがなく、TDとDMXの基礎知識があれば一瞬で理解できます。それぞれの基礎知識は調べれば無限にでてきます。
おしまい
区切りがいいのでまた次の記事にします。今回はtoxの配布なしです。
・チャンネル数
・チャンネル内容の設定
・ストロボ効果のテンプレなどのプログラム
上記がノードではなくUIで操作できるようになれば最強の卓ができると妄想しているので、作れたら作ります。
余談
「QLC +」というデジタル照明卓というがあり、TDでなくてもDMXを操ることはできます。(無料)
TDを使うメリットは複雑なプログラムが組めるので、DMXのチャンネル数の節約になります。
節約できると1universeで済むようになり、無駄に変換器を用意しなくて済みます。あれ1個で3万しますからね…2ヶ月も無償で貸していただいた先輩には頭が上がりません。