TouchDesigerのインスタンシングを体系的に理解しよう2/2
前回の続きです
https://note.com/lively_bear294/n/nbba3a8d1a794
テクスチャの切り替えと回転をしましょう
完成toxです
テクスチャの切り替え
今は空のTOPがあると思います。それをもう2つ増やしましょう
geo1のInstance2ページのInstance Texturesに「B」と「C」を追加しましょう
D&Dだと上書きしちゃうので「半角スペース」「B」と入力しましょう
「A B C」となってればOK
まだ空のテクスチャのままだと思います
の下の2つでコントロールします
patternCHOPをだして、
TypeをConstant
Lengthを170にしましょう
Constantは説明用に使うので無視、Lengthを170にするのはインスタンシングするときに使っている数値と合わせる必要があるためです。
null2CHOPを選択してマウス真ん中ボタンかParameterの「i」ボタンを押して情報を見ましょう。
1 to 170となっていますね
TouchDesignerのCHOPグラフ?は1スタートなので「1 to 」のほうを見ればいいです
この170という数値はどこから来たのでしょうか。
grid1SOPを見ればわかります。
同じようにマウス真ん中ボタンで見ると…
vertexが170あります!
つまり、
gridSOPのvertex数 = CHOPグラフの最大値
となる必要があります!
geo1を選択し、
Texture Index OPにpatternCHOPをD&Dして、
左の三角押して、Texture Indexをchan1を選択しましょう
水色のテクスチャに変わってればOKです
patternCHOPのAmplitude0から2ぐらいで、ぐりぐりしてみましょう
テクスチャが変わるはずです。
0にすれば空のテクスチャになります。
これはgeo1に「A B C」と入力した箇所が順番に「0 1 2」となっているからです。
今回は回転に合わせてテクスチャを切り替えるので仕組みを理解したら次に行きましょう
テクスチャの回転
noiseTOPで回転させていこうと思います。
noiseTOPを出してCommonタブのResolutionを17、10にしましょう。
この数値はgridの縦横と同じ数です。
だんだん理解してきましたね?
TOP to CHOPを繋いで、r以外消しましょう
rの色情報 = 白として見ている漢字です。
なんか受け付けない気持ちもわかりますが、白には赤の色情報も含まれますから。
ちょっとだけTOP to CHOPの解説します
現状はTOPの情報をすべてCHOPに変換できてないんです。
この一列のみです
黒が0、白が1と考えるとCHOPのグラフと大体あってそうじゃないですか?
これをすべて欲しい!とする設定が…
TOP to CHOPのCropタブの「Full Image」です
素晴らしいほどそのままの名前ですね
グラフがたくさん増えたと思いますが、グリッドの縦の数分増えているはずです。
しかし「topto1」のr0、r1、r2…といちいち設定するのは大変美しくないので一つにまとめたいですね。
そんなときは「shuffleCHOP」を使います。
Methodを「Sequence ALL Channels」にします。
意味は「すべてのチャンネルを並べる」です。
これですべてのチャンネルが1つになりました。
nullに繋げてgeo1のInstanceタブのRotateにつなげてみましょう
縦回転をさせたいのでRotateYにr0を入れます。
なにも変化ないですよね
回転は360°で1周します。現状は0から1にしか変化してないので、これを360倍します!
mathCHOPを追加し、Multiplyを360にすればgeo1に変化が…!!!
回転しています!!!!!
あとは回転度合いに対してテクスチャの変更をすれば完成です!
その前にnoiseTOPを少し動かしましょう
TranslateのXに「absTime.seconds」って入れれば動きます。
patternCHOPを消してnull CHOPを新しく作ります
nullの前にmathを入れて、Amplitudeを2にします。
グラフの最大値が2になってればOK!
Texture Index OPとTexture Indexを変更して完成!!
わかりにくい…
noiseTOPの代わりにRampTOPにすればいい感じになります。かも
タイルの回転とテクスチャの変更がわかりやすい!
おわり!!!!!
実は2枚目のテクスチャは変なんだけどね…
次回に持越し…?
https://twitter.com/uya_881118
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?