"かわいいの定義を塗り替える"大バズりソング FRUITS ZIPPER 「NEW KAWAII」
今年の大バズりソングの一つである
FRUITS ZIPPERの「NEW KAWAII」。
この曲を聴いた時に「これ時代を変えるくらいの力がある曲なんじゃないか?」と衝撃を受けました。
"かわいい"は形容詞的な意味を超えて文化的な意味さえ持つような、我々が当たり前に使っている言葉だと思います。
そんな中で、この曲は"かわいい"の定義をなんとも軽快に塗り替えている傑作です。
これまでの"かわいい"を全面に押し出した曲では、最大公約数的に皆が"かわいい"と判断するものしか歌われてこなかったですが、この曲は「多数形で決めるなんてぜんぜんきゅーとじゃないじゃん」 、「わたし少数派で良いじゃん」の歌詞をはじめとした自分の思う"かわいい"を貫くというかわいいの多様性を全面に押し出した革命的な曲だと思います。
魅力を全部書いてるとキリがなくなるので割愛しますが、「こんな曲これまでにあったか?」の連続で、とにかく驚いた曲です。
そして、この文章を書いていて誰が作詞作曲したのか非常に気になったので調べてみたところヤマモトショウさんという東大文学部卒の方でした。
脱帽です。