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ばちゃ

今書くと湊あくあさんにあやかってる感あってちょっと嫌だけど(実際そう)、8月分もnote更新して連続伸ばしたいので思ってることの整理がてら書かせていただく。


過去編

本当に今更Vにハマったわけだけど、実は昔は偏見があって…とか存在が苦手でした…みたいなことは全くなく普通に暇な時にちょっと見るくらいの距離感で見てました。

実際には少し嘘でV自体に忌避感はないけど、企業系はなんとなく避けてました。
というのも僕はキズナアイさんやミライアカリさんがインターネットに突如出現した辺りから新しいコンテンツの始まりとして割と触れていて、その流れでゲーム部も見るんだけど声優の交代辺りで嫌気が差して一度触れ方を考えました。
よく分からん企業がVという文化を扱うのはまだ早いな、みたいなそんな感じ。

という経緯があって当時まだそんなに大きくなかったホロライブに触れることなく、個人勢Vとして着々と力をつけつつあった名取さなさんを6年ほど現在進行形でゆったり追うことになるのですが…

名取さなさんってすごいですよね。個人勢でありながら文化放送の枠もらっちゃったし、当然3Dモデルはあって、生誕イベもやれて、各所とコラボして、オリ曲を無数に持ってる。個人勢の王ですよ、王。
彼女の特に好きな部分が自分はあくまで「バーチャルサナトリウム」の住人だよってことで生身の身体を一切インターネットに放出しません。個人勢あるあるの生身出してキャッチーなことしてウケてやろう精神がないところが好きです。

厳密な話をするとリアイベはどうなん?みたいな話があるけど、エンタメを盛り上げていく中でインターネットだけで完結するのは難しいだろうなってことで必要悪として見て見ぬふりして都合よく付き合っています。
当たり前だけど、リアイベを開催しても3Dモデル体としてしか見ることがないのでセーフとさせていただいております。

だから今まではVが好きなのではなく、あくまで「名取さな」というコンテンツが好きなだけという感覚でいて、オタクと好きなVいるの?みたいな話をしても何も見てないって言った後にそういえばあの人Vだったわみたいな会話することが多かったなと思い返します。

そんな自分が企業Vを見るきっかけになったのが、スマブラ?シャニマス?結局あの集まりがなんの集まりなのか未だにわからないが、ばちゃぶーの先輩たちと湊あくあさんの存在がめちゃくちゃ大きかったです。

前者はシンプルにオタクがポジティブな感情を出して楽しんでたら側から見ても気持ちいいし、そんな楽しいコンテンツがあるなら、と興味を持つ。で、1を聞いたら100を答えてくれる。良い環境に出会えて感謝。

後者は企業Vの王として存在が大きくなりすぎて、自分がオタクになった頃から大好きなSAOや好きなプロゲーマーとコラボするなど、目に入ることや触れるきっかけがめちゃくちゃ多かったです。
加えて実際に本人の配信を見てみると、ゲームがめっちゃ上手くてプレイに華があり見ていて面白い上に上手くなるための取り組み方も好きだし、オリ曲も強くて好きになるのに時間はかかりませんでした。
多分これがちょうど1年くらい前です。

ばちゃぶーの先輩たちはどちらかというとホロに寄っているので、ホロライブを中心に配信を視聴し曲を聴いてすくすくと育っていき、2024年を迎える頃にはYouTubeのおすすめに無数のVが勝手に流れてくるようになっていたので1人で開拓できるようになりました。
その過程で紫咲シオンさんが魂のメインになりかけていたのに突如の活動休止でメインキャラ不在のまま約半年がすぎ、(湊あくあさんがメインキャラにならなかったのは当時は配信頻度がまちまちでモチベある時の僕の需要と供給を満たせなかったからです。)2024年4月ついに邂逅します。

普段、大層なこだわりを語っておきながら僕は結局金髪の可愛い女の子が好きなんですよ。
皆さん、知っていますか?
僕が小学生の頃に好きだったキャラはToLOVEるの金色の闇だし、べるぜバブのヒルダだし、FAIRY TAILのルーシィなんです照

まあ、勿論それだけでなく雑談枠やホラゲー配信が面白かったりオリ曲が強かったりその他要因は無数にありますが…

ばちゃの好きなところ

改めて、元からVを見てたのにハマりきらなかった自分がこんなにもハマってしまった理由を考え、思いついた1番の要因は住環境の変化が大きいと感じました。
去年の11月まで東京に住んでいましたが、諸事情により現在は実家の北海道にいます。そのため、僕は元々所謂声優オタクと呼ばれる存在だったのですが、満足に声優オタク活動ができなくなり時間や活動の応援をする熱量を持て余しました。

Vの明確な良いところは活動の供給が住んでいる地域によって差が出づらいことだと思います。

僕は2022年、ある1人の声優のオフラインイベントをほぼ全通(2欠損くらい)し、もう1人の声優のオフラインイベントも都内で開催されるものは全通しました。
こんなこと北海道に住んでたら当然できないんですよね。
一応Vも年に数回リアイベがありますが、業界単位で10回あるかないか(個人vの小さいイベントまで含むともうちょいありそう)だった気がするので比べる由もありません。

加えて、声優の番組チャンネルをさげるわけではないですが、ファンクラブ1つとってもコストパフォーマンスがVのメンバーシップの方が圧倒的にかけたコストに対してリターンを得やすく、満足度が高いのは地味に大きい。

曲もバカ強くてライブで聞きたいと思えるようなものばかりなのも魅力です。ホロライブは流石にデカ企業すぎて連れてくるコンポーザーもネームドばかり。
Vをアイドルコンテンツって言ったら特定の層から殴られるかもしれんけど、ここではそういうものとして話を進めます。
二次元含むアイドルコンテンツってこのタイトルのこの歌詞の曲を誰が歌うのかってところが1番大事だと思っていて、そこを重視してるからプロの歌手でもない声優やVが歌っていても価値があると信じています。
特定のVをメインキャラにするかどうか決める時にオリ曲も考慮しているのはそういう理由。


そして時は現代へ

そんなこんなで無事?メインキャラも決まり優雅なばちゃぶー生活を過ごしていた頃、あの報告が来てしまいました。

湊あくあさんのホロライブの卒業。
8月28日の卒業ライブを以て活動を引退。

僕、熱心な声優オタクやる前は地下アイドルのオタクやってたんですけど当時の卒業に関するごたごたとか色々頭をよぎりましたよね。
表では順風満帆に活動しているように見えても裏では何が起きているのか分からない、まして地下アイドルと違い、湊あくあさんはV界の覇王として君臨し稼ぎも保証され何一つ不自由なさそうに活動しているように見えていたのに。
マジで終わりって突然くるんだよな。

終わるって告げられても僕たちオタクにできることは応援し続け終わりを見届けることだけなので、交友関係ややりかけのゲーム、その他色々畳む配信をこの1ヶ月は見ていました。

今でもてえてえって言葉はキモいと思うし、なんなら元となった尊いって言葉すらあまり使いたくないんだけど、魂のカプを見つけてしまいました…

あくしおって本当に素晴らしい。

今まで散々ラブライブやアイマスその他二次元コンテンツ通ってきておきながら好きなカップリングはなかったどころか、カップリング遊びという行為に首を傾げていたのに、よりにもよってナマモノに良さを見出すの我ながらって感じ。

そんなこんなでばちゃに脳を狂わされてこんな文章を書かされています。あくしおの好きなところを書いて見返したら普通に気持ち悪くて残したくなさすぎて消しちゃったのでVに抵抗ない人は僕の話を聞いてくれると嬉しいです。

いくら取り繕っても卒業は悲しいけど、この1ヶ月というか、4月から毎日配信してくれた期間は本当に楽しくてありがたかったです。
流石に新参ばちゃぶーだからホロライブのJPメンバーですらミリしらな人が多少はいるけど、最後のコラボ配信ラッシュで初めて見るなどして湊あくあさんはホロライブという箱内外問わず、界隈からすごく愛されていた人なんだなってのが伝わってきて嬉しく思いました。
その中でも一際輝いていたのが紫咲シオンさんなのですが…

今回、一連のコラボ配信を最も熱量が高い状態で視聴できたのは幸運でした。特にぺこーらの見せたいものがある配信とか、あとからVにハマって見ても多分面白いんだけど、僕がちょうどホロライブを見始めた時くらいに初のあくぺこコラボ配信があって、リアルタイムで2人が仲良くなるところから追いかけ最後のあの配信に繋がっていくのは物語なんじゃないかと思うくらい美しくてばちゃ追い者としていい瞬間に立ち会えました。
今年1番クラスの泣きをここで消費するとは思わんかった。

僕の知る限りだと今回の湊あくあさんの卒業月間配信からの卒業ライブというやりたいことを最大限やりきって卒業するVは今回が初という認識です。曲も3曲くらい増えたし。
辞めていくVの大体は契約違反だったりV側が悪いことが多いのでしゃーない部分はありますが、90万人に見送られて有終の美を飾るVが遂に現れてよかったです。今後も真面目に活動してきたVが終わる時はその人の納得のできる形で終わってほしいなと切に思います。

これ以上展開すると話の収拾がつかなくなりそうなのでここで終わっときます。対面で語ろうや。
あくしおの話しようね〜



p.s. 今ぺこ配信見ながら書いてるけどあくあの名前を当たり前に出してもいい環境が嬉しいね。
円満卒業してくれて本当によかった。



9月4日追記
あれから1週間経ち、考え直すことが多くなりました。配信アーカイブや切り抜きを見る手は加速度的に上がり毎日たくさんの僕の知らない6年の歴史を吸収しています。

紫咲シオンさんがいるときの湊あくあさんは本当に輝いていて楽しそうにしていて素直にいいなって思いました。カップリングとかいって囃すのやめようと思うくらいにシンプルにいい。
湊あくあさんの活動引退に伴って紫咲シオンさんの活動休止が終わったのが悪いインターネットでは最後に一稼ぎしにきたとか言われていたけど、あくあが最後に楽しい思い出作って辞めれたならいいことなんじゃないですかね。

卒業ライブの時にその場に居合わせたのもシオンだけだし、お互いに一番近くにいた人のどちらかが辞めるとなったら最後の瞬間も一緒に活動したいと思うのは自然なことだと思うし、僕は人の善性をここでは信じようと思う。



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