2024.11.02
10/31 時間ギリギリまでチュールやササミをあげて甘やかし、日付が変わったタイミングで猫の絶食を始まる。
いつもどおり3時間おきにねだられるが、おもちゃを見せたりケージに入れたりしていたら意外と我慢してくれる。
6:00 家中の水飲み場を撤去。ここからは水も飲めないかわいそうな猫をいっぱい撫でる。
一晩中ごはんをもらえなかった猫はベッドでぷうぷう寝ている。
8:50 タクシーで動物病院へ行き猫を託す。
手術内容(口内スケーリングと左頬に針を刺して内部組織の採取)の確認。
12:40 動物から電話。手術前の血液検査で血が固まりにくいことが判明。輸血をしながら処置をしたいため、ドナーとしてもう1匹の猫を連れて来て欲しいとの要請。
承諾して再び病院へ。
13:20 もう1匹の猫を託した後、病院前でしばらく放心状態になる。
どこも悪くない猫を病院に連れて行ってしまったこと、血をもらうために麻酔をかけてしまうこと、たくさん怖い思いをさせてしまうことへの罪悪感で動けなくなる。
15:40 帰宅して仮眠をとっていたら再び動物病院から電話。
口内スケーリングの処置が終わり、抜歯を6本おこなったと伝えられ動揺する。
頬の内部を確認するためにCTを行っても良いかの確認があり承諾。
献血に協力してくれた偉大な猫はすでに麻酔から目覚めている様子。
18:40 同居人の帰宅を待ち一緒に動物病院へ。
偉大な猫は体調に問題もなくそのまま帰宅できるが手術をした猫は一日入院することに。
ケージに入った猫はちょうど輸血が終わったところで、これから点滴をしながら一日様子を見てもらえるらしい。
麻酔から覚めたばかりで身体を動かせない猫は目だけがギラギラとしていてものすごい警戒心を感じる。心が痛い。
少し撫でて声をかけて帰宅。
11/1 夕方の迎えまで、献血という偉業を成し遂げた世界一偉い猫の心のケアに集中する。
偉大な猫はふさふさの胸毛を刈られてしまい、触ると温かくて猫の体温の高さを感じる。
18:30 動物病院で医院長先生の説明を聞く。
・CT(画像診断)で頬の腫れの原因である物体の位置が判明。
・耳の奥の奥にあるため針を刺すことが出来ず、取り除こうとすると舌の麻痺や瞼が閉じられなくなるなどの問題が起こるため外科手術も出来ない。
・唾液腺(リンパ?)付近の腫れはこの物体から漏れたものが要因で二次的な症状。
・今後も頬は腫れる可能性が高いが、その時に抗生物質を長めに投与することで菌をほぼ無くせる可能性はある。
・抜歯に関してはしばらくは柔らかいフードを。その後はいつも通りで問題ない。
19:50 帰宅。
興奮状態で部屋中を行ったり来たりする猫にちゅーるを与えると、カァー…!っと息を吐いて苦しんでいる。なんとか食べ切った後はギュッと目を瞑って固まっていた。
ちゅーるをあげた同居人は罪悪感で泣いている。
左側の口元が引き攣っているのか人間の微笑みのようになっているし、口をぽかっと開けたと思えばカクカクと咀嚼したりと違和感がある。
かわいそうにかわいそうにと嘆いている間に忙しなくトイレに行き、その後ラグにゆるい便を残した。
3:00 ちゅーるの粘度が辛そうだったので水分補給用のペーストを水で溶き匙であげる。
痛そうではあるけれど息は吐いていない。
6:00 水分補給用ペーストの不味さに気付いたらしく食いつきが悪くなったのでちゅーるを水で溶いたものを混ぜて与える。
11:00 痛々しかった点滴跡に巻いていた包帯を外す。痛みで興奮しているのか普段はあまり行かない高所で休んだり様子を伺ったりしている。
ヒーターを導入したら焦げそうなほど接近して暖をとっていた。
15:00 金のだしカップを1/3完食。食いつきが良く匙からではなくいつものごはん皿から食べた。
19:00 金のだしカップの残りも完食。水分補給ペースト1/3にだしカップを混ぜて与えたところ食べて完食。
11/3 2:00 偉大な猫の食べているカリカリに興味を示しだしたので慌てて片付ける。
水を飲まないので水分補給ペーストを与えたいけれど避けられてしまう。
ネットで調べて安全性を確認してからシーバ(中身が柔らかいペーストになっているタイプ)を一粒あげてみたところ、丸呑みしたあと口をぽかんと開けたので止める。
今日も柔らかいごはんを与えることにする。