2024.06.25

熱いものを食べた時だけ痛んでいた上の前歯は痛むタイミングが日に日に増えており、これが矯正由来のものなのか分からず不安でいる。

現在前歯の両隣(特に右)にやや強い矯正の圧を感じているけれどその痛みが伝わっているだけだと思いたい…。
そんな思いで地元の歯医者に相談したところ結果としてしばらく様子見となった。
今のところ目視では虫歯等の異常はないとのことでそれだけが救いだ。

下の歯も前歯以外の歯が少しずつ奥へ奥へと整列し、前歯のためにスペースを作ってくれているのを実感する。
フロスをする度に今まで無かった所に隙間が空いているのを発見して嬉しい。
(そういえば最近Y字タイプのフロスも導入してみたらめちゃくちゃ使いやすくて感動した)



今日は数年前から好きだった美術家の展示に行ってきた。

初めてその美術家を知った時、それまで現代アートに興味など無かったのに気づけば1人で金沢まで行き展示を見て泣いていた。
なので今回の企画展もとても楽しみにしていたのだけど、なんともいえない気分で見終わった。

こちらが間違っていたら恥ずかしいのだけれど、というか主催側が間違っているわけない、とは思うのだけど、とある作品の展示法則が金沢の時と違っていたのだ。

もう少し具体的にいうと、その作品は合わせ鏡の要領で2つの作品が対角線上に配置されひとつの作品となっている。
作品紹介のパンフレットにも2組と書かれており、そういうコンセプトの作品が今回も複数あった。
が、その中に対を見つけられないものが2つあり、スタッフの人に尋ねたところ「分からないけど多分ないんじゃないんですかねぇ?」という回答だった。

2回目に聞いたスタッフは「私には分からないです」と答えて別のスタッフにもなにやら聞いていた様子だったけれど、首を傾げあったあと各々の定位置に帰っていった。

自分はこの作品は合わせ鏡のようになって存在していることが重要だと金沢の時に解釈していたので何も分からなくなってしまった。

初めてこの作品を見た時、この対になる展示に本当に感動したのだ。
でも創作者はその部分に拘りはなかったのか。

え、まじで?
こっちが勝手に解釈して勝手に心を震わしていたのだろうか。
ほんとに?
そっちが展示し忘れてない??
てか「多分ないんじゃないですかねぇ」ってなんだよ。

残念だった、と書くと上から目線だけれど、あの場にじとじとした念を残したような気分だ。


ただ帰りに食べたみはしのあんみつは甘く優しく美味しかったし、久しぶりに完全に自分の気分に赴くまま歩いたのは楽しかった。

展示のことを除けば、旅をしたような気分で雨上がりみたいにさっぱりした。



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