台湾総統選、海外も速報
台湾総統選の結果について、海外も高い関心を持っているようだ。そのことが記載された日経の記事を取り上げる。
要約文
海外メディアは、13日に行われた台湾総統選の結果を速報し、民主進歩党の頼清徳副総統の当選確実となったことに注目しました。多くの報道は、この結果が中台関係をさらに悪化させる可能性を不安視しています。
- 仏紙レゼコーは、中国が頼氏を「トラブルメーカー」と見なしていることを強調しました。
- 仏紙ルモンドは、頼氏の当選が2024年の重要な選挙の一つであるとし、中国が頼氏の行動を挑戦と見なすだろうと分析しました。
- 米CNNは、台湾の有権者が中国の警告を退けたことを報じ、中国が経済的・軍事的圧力を強化する可能性があると報道しました。
- 米紙ニューヨーク・タイムズは、頼氏が中国との関係修復を支持する野党候補を破ったことを伝え、中国による威圧が強まる恐れがあると指摘しました。
- 英BBCは、頼氏の当選が中国にとって不快な出来事であると速報しました。
- ドイツメディアのARDは、中国が頼氏の当選を好ましく思わないだろうと指摘し、台湾海峡の緊張が高まる可能性があると解説しました。
- ブラジルのフォリャ・ジ・サンパウロは、反中候補の当選を報じました。
- 韓国の朝鮮日報は、頼氏の当選が韓国と台湾の関係を緊密にする可能性がある一方で、韓中関係に不安要因をもたらすかもしれないと報じました。
総じて、海外メディアは頼氏の当選が地域の政治的緊張を高め、特に中国との関係に影響を及ぼす可能性があると報じています。
感想
日本国民が思っている以上に、今回の台湾総統選は大きな意味を持つことがわかる。台湾は1895年の下関条約で日本に割譲された歴史もあり、また地理的に近いことを考えると、他国以上に関心を持って見ることが重要なのではないかと思う。