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ミリしら(でもないが)ピーターパン

ここんとこ中古DVDを買い集めたりしている。
先日「未来警察ウラシマン」のDVDBOXをついに買ってしまった。それから、近くの閉店するレンタル屋さんで「ピーターパンの冒険(ハウス名作劇場)」を発見・・・しかし8巻までしかない。そしてジャケットの背中の日焼けがすごい。その日はDVD1枚500円だったけど本当の閉店間際には30円になるというので、その日行く妹が見てきてやると言ってくれた。結果、もう売れてた。

そいで通販で全巻セットを購入したのだけど、同時に買った「妄想代理人」が6枚セットで1600円なのに「ピーターパン~」は10枚8300円(これでも相当安くなっている値段)なのなんでなの・・・と思いつつ、他が安くても9999円だったりするし、この値段で購入じゃ~い。
つーか「ピーターパン」は放送見てたけど「妄想代理人」こそ一回も見たことないんや。

この頃のなかむらたかし氏が大好き・・・あとは「ロボットカーニバル」と「工事中止命令」と「パルムの樹」と「バニパルウィット」欲しいなと今日思った(なんかもう思考が途切れがち)。「バニパルウィット」は確か海外版ならDVDが出てたような。あと「THE八犬伝」。
「ファンタジックチルドレン」は放送時知らなかったし、今もまだ見てない(漫画版がひどいと聞いた・・・「パルム」の漫画版もひどかった。ああいうのって内容どうやって決めるの?)。「キングアビス」は本持ってるけど正直よう分からん・・・絵もだいぶ変わってしまったしなあ・・・。
「鉄人28号」は事情により途中脱落。OPの鉄人の浮揚感とかホントすげえ。
「ハーモニー」より「虐殺器官」に興味あるかな・・・。
そういえば「走れメロス」は退屈しなかったことに驚いたなあ。動きに感動したからか?走れセリヌンティウス!

「ピーターパン」、本を読んだ事がないのだ。原作ミリしらだ。ミリしらの使い方間違ってっか。
「パン」って何?

「世界名作劇場」としてはこの絵柄はだいぶ異色だったろうなあ(というか、キャラデザがもうどう見ても金田と鉄雄な件・・・色々と大丈夫だったんだろうか?)。これの前ってなんだっけ?多分もう見てなかったんじゃないかな・・・「ふしぎな島のフローネ」あたりはちょっと違う印象もあったけど単に太眉だっただけかな?あれは好きだった。それにしても突然無人島サバイバルが始まったのにお父さんがすげー頼りになって子供たちはずいぶん助かったよね(うろ覚えだが)・・・クスクスという動物がマスコットみたいなのも可愛かった。
「ブッシュベイビー」は見てた・・・絵はよく覚えてないがアフリカ人助手の声が三木眞一郎氏で、素敵な声と思ってたらうちの母親も反応しててちょっと笑った。

さて「ピーターパンの冒険」。いくつかDVD買っても全然見てないんだけどこれはなんとなく見てみた。・・・え、結構画面というか線がぼやっとしてる!?完全にテレビ版のままか。セル画時代・・・などと思ったが、じきに気にならなくなった。ただ主題歌この、歌だけはねえ・・・。OP、EDとも曲はいい感じだしOPのアニメーションの構成最高だけどね・・・歌詞が全然関係ないしなんでアイドル・・・。
そういやラスカル出てたな。なんでなんだ。
「この番組はハウス食品の提供で・・・」は入れてもらえないか~。
(あったわ・・・)


昔のお話だし・・・と思いつつ、お父さんの周辺(妻の言葉遣いなど)がなんかすごくヤダなー。威圧的・・・。ウェンディも「お母さん(家事育児を担う係)」として連れてかれてるとことか(あとでピーターパンが「そない気張らんでええんやで的なこと言ってたけど)・・・まあそれはそうと、わし1話見てなかったかもしれん。こんなに行く前のシーンが長かったの?ってなった。
今初めてウィキ見たんやけど、「初回放送での第1、2話はスペシャル放送版として1時間枠で放送された。後にこのスペシャル放送版を切り離して新たに第1話と第2話が制作されたが、その際に30分枠での放送に合わせて本編の一部もカットされている。」・・・DVDでは1・2話分かれてんだけど、カット部分どうなったの・・・もったいねえ・・・。
けどもしかしたら最初から見てたものの、ピーターパン出てからの印象が強くて前半薄れちゃったんかな。

んでこの物語内でのピーターパンとはどういう存在なのだろう?
子供の夢に出る・・・これ自体が「ピーターパンのお話」そのものなのだから、先に本があるはずがない。と思ったが母親が「絵本で見たかも」とか言ってる、おとぎ話的に語り継がれた空想の人物か?でも子供たちが「会った人もいる」と言ったりしてる・・・う~ん、地味なサンタクロースみたいな?
はっ・・・「都市伝説」!?

影を落としていく(文字通り)・・・どうなってんだ、この不思議さでがぜん興味が出る。そしてアニメ第一話では影だけ出てピーターパン本人は出ない・・・!
影の直し方もすごい。影がなんか発見したって、カゲマンとシャドーマンみたいな関係なのか?

みんなの家に入る前の仕掛けでぶっとばされて落っこちたジョンが救出されるシーンがないのがすっごい気になったけどあれどうだったの!?ギャグにしてはめちゃくちゃ危ない感じだったんだけど!

アニメでのネバーランドは、空中に浮く島や岩でできている。原作の描写はどうなのか知らんが、ファンタジー的異空間なのは間違いなかろう。
そこにいる「海賊」・・・こんな閉ざされた世界で、外海でよその船を襲うようなこともしてなさそうな、海賊とは・・・これは子供たちの冒険のために存在する舞台装置(ウェンディたちにとっても、読者にとっても)?子供だけの夢の国に彼ら大人がいるのもそういうわけか?フック船長は子供相手に本気出してくるが(「俺の前では足を折ったウサギだって飛ぶ」ってすごいこと言うじゃん)、ヤバくなったら大体ピーターパンが助けに来る。ピーターパンも危ない時は、「カチカチワニ」が現れる。用意されたスリル?
(「インディアン」も・・・そのへん昔のだな~と)

ひとまず今日はディスク1枚だけ、5話まで。アニメはおそらく原作のストーリーを膨らませてあるのだろうが、毎回ちゃんと楽しい。いっぺん本も読まないとなあ。
・・・まあこの作品がさらにおもろくなるのは後半からよ・・・あれは、なかむら氏のオリジナルなんだろうか?「夢の中へ」のようなビジュアルにそうとしか思えん。びっくりしたなあもう。

昔出したウラシマン感想本に描いたネタ絵

本探してたら原作の成り立ちについての記事を見つけたのだが、読んだらちょっと「えっ・・・」となった。お母さんへのこだわりの理由・・・なんかやだなあ・・・。


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