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The Jesus Lizard 26年ぶりの新曲リリース!!!
スティーブ・アルビニ逝去の悲しみに暮れるUSインディ界隈に衝撃的なニュースがもたらされました。アルビニとの関係も深い伝説的バンド、The Jesus Lizardによる26年ぶりの新曲「Hide & Seek」リリースです。こちらは、新譜『Rack』の発売に先立って、各種ストリーミングサービスで利用可能なようです。
余談ですが、本作はIpecac Recordingsというインディレーベルからのリリースとなっており、こちらのレーベルはFaith No Moreのボーカルとして知られるマイク・パットンによって設立されました。
新曲 Hide & Seek の感想
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新曲の感想の前にまずはジャケットです。
赤子のような何かを抱えた少女と、首の切り離された少年、この不穏な雰囲気が期待感をそそりますね!
お馴染みとなった1語のアルバムタイトルにも独特の美学を感じます。
さて本題の新曲についてですが、26年という長い歳月を感じさせない、Jesus Lizard要素満載の素晴らしい仕上がりとなっております!
鬼気迫る野蛮なボーカル、ブリッジミュートで疾走しつつ間奏で不穏な音を撒き散らすギター、その下で地を這うようにうねるベース、力強くタイトに刻むドラム・・・このジャンクさは疑いようもなく彼らのサウンドです。
『Liar』の冒頭を飾る名曲「Boilermaker」を想起させる、疾走感のある曲でとても良いです。
終わりに
新譜『Rack』の発売は9/13となっており、バンドはいくつかのショーやフェスティバルへの出演も予定しています。
アルバムの素晴らしさは然ることながら、エキサイティングなライブにも定評のあるバンドですので、30年ぶりの来日公演にも期待して筆を擱きたいと思います。