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東京でみた花火と渡せなかった手紙

あれから1ヵ月すぎた。
変哲のない日々が当たり前なのだと切り替えるのに
まだ時間が必要か?って我ながら呆れる。

いつものことだけど。

花火大会前夜は静かな街並み
浴衣姿を見てほしかったのにはずかしかった

好きなひとと東京で花火をみるなんて奇跡なこと
この先もう会えなくなっても
この想いを断ち切らなきゃならなくなっても
隅田川の花火と聞くと自動的にこの夏を思い出す
あの人もそうであってほしいと
心から願うばかり

何日もかけていまの想いを書いた手紙だけど
渡せなかった
なぜだろう

次に会えたら渡そうかな

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