【富士山お中道の植物観察日記】 2023年6月8日
富士山お中道のリアルタイムな植物のようすを掲載します。
関東甲信越が梅雨入りした日のお中道
平地では蒸し暑い日が多くなりましたが、標高2000ｍを越えるここでは、まだ新緑の季節です。
富士山頂は雲に覆われていましたが、落葉樹のカラマツ、ダケカンバ、ミヤマハンノキ、ミネヤナギの新葉が淡い緑の濃淡を見せています。
これらの樹木は、開葉と同時に花が咲きます。
常緑針葉樹のコメツガとシラビソも今年の新葉が開き始めました。
葉を丸めて越冬対策をしていたハクサンシャクナゲの葉も、広がり始めています。
（ハクサンシャクナゲの越冬について詳しくはこちら↓）
草本では、まっさきにフジハタザオが花を開き、オンタデも咲き始めています。
一方、オンタデと同じタデ科のイタドリはまだ新芽が出始めです。
富士山お中道を歩いて自然観察」の連載はこちら↓
「富士山お中道の生物図鑑」の連載はこちら↓