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2025年1月〜日経TESTを頑張った話

こんにちは、もう1月も終わろうとしているタイミングで恐縮ですが、みなさま本年もどうぞ宜しくお願いいたします!

今月は「日経TEST」を受けてみました〜!

かっこつけてTESTと言っているわけではなく、「Test of Economic Sense & Thinking」の略だそうで。

四肢択一の選択式なのですが、80分で100問を解かないといけない。「合格」とかはなく、何点取れるかを確認するものなので、まぁTOEICの経済版みたいな感じ?かな?

結論的には「650~699点」のゾーンの点数がとれました!わーい!
1カ月、むちゃくちゃ勉強しました…

ただ、どうやら今後も会社で毎年受けることになりそうなので、来年度の自分に向けての備忘メモです…。ご興味ない方すみません。


■受験方法

法人受験と個人受験があり、さらに個人受験は、「全国一斉試験」と「センター受験」があります。オンラインで実施、受験料は6,600円。高い…。

会社が法人受験を手配してくれましたが、その前に模擬テスト的にテストセンター受験しました。出費は痛いですが、テストの感じが分かったのはよかったです。

■テスト内容

問題に関して一切の口外禁止なので書けないのですが、サンプル問題がほんの少し公開されています(↑)。

あと問題の雰囲気として参考になるのはこちら(↓)。

■勉強開始前の自分のレベル

中学生以下レベル。
というのも、今まで経済の勉強をおろそかにしていたので、ぶっちゃけ勉強開始して早々に知らないことばかりで折れる心。日経新聞も取ってない。

「円安だとどうなるんだっけ…?」
「いつのまにかGNPなくなったんかい」
「なんで国内総"生産"って言ってるのに"支出"から推計するんだ?え、三面等価?」
などなど。経済のこと苦手なんですよね…。

高校も他科目選択だったし、大学では経済全く勉強していない。つまり中学以来何も勉強していない。まぁいい機会だと思って、ちゃんと理解しながら勉強していこうと。

逆に、マーケティングやコンプラ・法律は多少知識あり。出題されたら絶対に取っておきたいところ。

■勉強方法

普通は資格対策で「参考書」と「過去問」がセットで販売されていることが多いじゃないですか。でも日経TESTは過去問が公開されていないんですよ。まぁ、経済のテストだから過去問解いてもイマイチだよねって感じですかね。

公式テキストは一応「日経TEST2024-2025」があって、一応問題も数多く入っています。

一応、とつけましたが、ここから出るとは限らない。ただ、出題範囲の雰囲気や、問題の形式や勘所をつかむには必要なので、何周も読む。贅沢をいえば、勘所を掴むために過去何年か分を読んでもいいかも。

テキスト読むとわかるのですが、日本だけじゃなくてアメリカ、中国はもちろん、東南アジアやグローバルサウスとか、世界についても出題されます。出題範囲が広すぎてウケる。

最初、公式テキストの問題、ほんと手も足も出ませんでした。ほんとぜんっぜんわからない。
いま勉強されていて涙目の方、わかります。難しいですよね。

■当日の感想

問題数が多いので時間はカツカツです。一通り終わったとき、もう残り10分程度でした。

本番は画面上でフラグを付けれるので、自信が無い問題をフラグ付けてたんですが、7割フラグがついて笑いました。

■自分なりにおさえてから受験したポイント

こちらを主に勉強してから臨みました、というものです。下で紹介するように自分で単語帳アプリで問題集作って解いて、何とか記憶の定着へ。

実際出たかどうかは置いておいて、というか問題数多すぎて忘れました(笑)

  • 何はともあれGDP(日本の内訳、アメリカと中国、国別一人当たりGDP)

  • 日本のお財布事情(借金、プライマリーバランスなど)

  • 日本の人口構成比、世帯構成

  • 世界人口ランキング(今後も含め)

  • IPEFなど経済圏の名前と加入・非加入国(特に日米中印あたり要注意)

  • 円安・円高になったときの影響

  • 景気と金利

  • 貿易収支などの推移

  • 主要各国のエネルギー(火力発電は何%か、みたいな)

  • 自動車市場(日本、世界、CASEなど)

  • その他業界(半導体、不動産、ゼネコン、小売など)

  • 脱炭素、化石燃料、水素など

  • クリティカルミネラル(リチウム、コバルト、ニッケル!)

  • 新NISAやiDecoの概要

  • 財務三表、ROE、ROA、ROIC、PBR

  • 2025年の崖、ソサエティー5.0、web3、NFT、6Gなどテクノロジー系

  • 宇宙ビジネス(アルテミス計画など)←幅広すぎて全然覚えられなかった笑

  • 日経MJヒット商品番付を中心に最近のトレンド

  • その他にもバラバラと

■活躍したもの

  • 日経ニュースメール:無料でいいので日経新聞のオンライン会員登録すると、毎日、日経新聞の主要な見出しが載ったメールが来ます。何となく眺めて、主要な企業やキーワードをさらいます。

  • Perplexity:ChatGPTだと私がハルシネーションを見抜けないので、Perplexityが大活躍!無料で使えます。「〇〇とは何か」とかで検索すればOK。Geminiとかでもいいかも。

  • ChatGPT:Perplexityで出てきた内容をぶちこんで、一問一答形式の問題を作ってもらいます。プロンプトは「この内容を踏まえて、社会人が経済のテスト勉強をするためのQAを10題作ってください」など適当で。

  • 単語帳アプリ:ChatGPTで作った一問一答形式の問題を、スマホにインストールした単語帳アプリで何回も解きました。どのアプリでもいいと思いますが、私は「WordHolic」を使いました。PCでフォーマットに一問一答形式の問題を貼って、スマホアプリで読み込んだら、あっという間に単語帳ができます。読み上げ機能があるので、運転中にも便利。

以下は参考書です。

  • 日経キーワード:これは、うーん、まぁまぁかな?内容が沢山ありすぎて「ふーん」という感じで一周読んで終わり。頭に入ったかは微妙でした。初学だったので安心材料のため買いました。

  • 日経業界地図:これも、うーん、覚えられるわけないですよね。デジタル版で買ったので厚みがわからなかったのですが、298ページあるらしい。でも興味がある市場や幅広い分野を、辞書的に見れるのはよかったです。

  • いまを読み解く45の分析:ストーリーでやさしく解説してくれるありがたい本。比較的読みやすいので、「経済まじわからん」の方は読んでみてもいいかも。


えらそうに書き留めましたが、どなたかのお役に立てたら幸いです。

勉強できる環境でいられることは、とてもありがたいことです。また次回も勉強がんばるぞー。

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