軽度のゴミ屋敷をかたづける。
我が家は夫がこだわりにこだわって建てた注文住宅なんですけど
当時の奥様だった方、結婚して以来(10年ぐらい)ほぼ掃除をしないまま離婚に至ったそうで、私がこの家に入ってからぶっちぎれながら不用品の処分をしたり自分が快適になるよう、一緒に住んでいる家族が健康で穏やかくらせるうように片付けてました。
片付けた期間
最初の半年くらいでだいたい片付きましたね。
毎週末ほとんど片付けてました。
汚屋敷になったいきさつ
家の設計段階で奥さんが片付けできない、というか家族が誰も片付けることを知らない家族だったためか、めちゃくちゃ収納スペースが多いです。部屋数も多いです。押入れの天袋、作り付けの棚、クローゼット、小屋裏収納、中二階書斎スペースと贅沢なつくり、といえば贅沢です。リビングダイニングも広いです。不用品は片付けないまま離婚して元嫁が出て行った。夫も片付け苦手。自分なりには片付けていて当時よりずっとましになっていたとのこと。広い家は片づけるのが大変です。
処分の方法
収納スペースに収まっていた主のいなくなったものを捨てました。二部屋ぐらい不用品に占領されてました。玄関スペースもぐちゃぐちゃでした。キッチンとパントリーも賞味期限切れのものでいっぱいでした。
ほぼ、捨てました。
毎週毎週生活ごみのほかにゴミ袋2,3袋ぐらい捨ててました。粗大ゴミに出したり、ジモティーで誰かに譲ったりしました。最初はジモティーも活用してました。手間がかかるので自分のものではない大量の片付けに嫌気がさしてほぼ捨ててました。ジモティーの売り上げは1万円ちょっとになりました。そのお金は当時から一緒に住んでいた夫の子供に渡した。
片付けたもの
和室4畳半
知人の引っ越しの時にまだ使えるけどもういらなくなった家具でも使ってない状態のものがでいっぱい。押入れの中に浸かっていない寝具5セットぐらい?シーツなし。敷布団カバーは未使用のままたくさんあった。家族が使っていた敷布団もあまり干してなかったみたい+シーツをつける習慣なかった+布団カバーを洗う習慣がなかったためかとても傷んでいたのでいくつか処分した。ほかの押し入れとあわせて来客用?として10人分くらいの寝具があったので2セットを残して処分しました。
シーツがなかったので買いそろえましたね。みんなの分。
リビング
カーテン替えました。前の家で使ってたものに替えました。カーテン替えたのは影響大きかったです。すごく心が落ち着きました。
ゲーム機本体、ソフト類。VHSビデオテープ(元嫁の新体操の大会ビデオ)うちにはVHSのビデオデッキありません。こどもちゃれんじなど子供向けのDVD。うちには幼児はいません。
キッチン、パントリー
最初に手を付けたのはキャラクターものの食器コップ類。プラスチック製の食器類。(好みではない)ショップのノベリティものも多数ありました。分類してゴミの日に捨てました。私自身はもうずっと前からノベリティでプレゼントされる食器類はいつまでも残るのでなるべく受け取らないようにしてます。
大量の冷凍食品を保管するためだけの冷凍庫
冷蔵庫は普通にありますがそのほかのサブの冷凍庫。
冷凍食品をストックするのに必要だと夫にせがんで買ってもらった冷凍庫。専業主婦なのになぜ冷凍食品をストックする専用冷凍庫がいるのだろうか?専業でなくてもいらんし。ジモティーで引き取ってもらった。ちなみに普通の冷蔵庫全面にシールが貼ってあったのをコツコツ剝がしました。これも心がしんどい作業でした。
やってらんねーと思ったもの
4年前に消費期限がきれた発芽玄米。発芽玄米、炊くと独特のにおいがするんですよね。試しに炊いてみたら「これは食べられるね。」と言われたけど
いままで住んでいた人が食べるのは文句は言わないが私は食べたくない!絶対に食べない。と心に固く決めて、パントリーの消費期限の切れた食材は捨てに捨てまくりました。ほかにも新築した当時に買い込んで使うことがなかったクックドゥみたいな料理のもとみたいなものが大量にありました。私は合わせ調味料はほとんど使わないで自分でみりんとか酒とかそういうのを合わせて料理するのでそういうのほとんど買いません。
そこで火がつきました。
キッチンも彼女が使っていたと思うと虫唾が走ったので食器類、カトラリー、ボウル類、ほぼ捨てました。 パントリーに並べてあったプラスチック収納ケースも処分。ジモティーで譲りました。もともとプラスチックが嫌いなので利用する気はない。いったん入れてしまうと中になにがあるかわからなくなりそうなので利用しませんでした。タジン鍋は使ったことなさそうだったけど捨てた。(トップの画像にあります)めちゃくちゃでっかいホットプレートがあったけど元嫁さんがいなくなってからつかってないみたいだったので捨てた。得意料理はお好み焼きだったらしい。あんまり料理も得意じゃなかったみたいです。スーパーのおそうざいとかごくごく簡単な料理が多かったらしい。(夫の子に聞いた。)キッチンを見ているとどんな暮らししていたかは想像がつきますね。
私はプラスチックボールや取っ手がプラスチックのお玉とかを使うのがいやだな~と感じておりました。
精神的にしんどかったもの
二階寝室(いらないけどどうしていいかわからないものをまとめて置いていた部屋)
一階寝室ウォークインクローゼット
洗面所
元嫁が昔来ていただろう衣類
サイズアウトした子供服等衣類
写真類、書類当
便利グッズ
使いかけの化粧品類
夫と元嫁の結婚式の写真類二人で撮った写真プリクラ等はきつかった。心が死んでしまいそうでした。元嫁さんが高校生の時に書いていた?手書きの日記とかノート類卒業証書とか高校の制服とかもありましたね。いくら高校生だったといっても、その時々の彼氏?との情事を書いた日記帳を嫁ぎ先に持っていくのも意味わかんないけど離婚したときに置いてくるのも理解できん。(この思い出シリーズはまとめて箱にいれて元嫁さんの住んでいるところにおいて来てもらった。私、すごく親切な人なのでは?)
便利収納グッズがたくさん出てきました。布団袋もでてきました。なぜ使っていなかったのかわかりません。布団袋はつかいました。洗濯便利グッズとか強烈なにおいがする洗剤とか使えそうで使えないものたくさんあったがほぼ捨てました。衣類などを入れるのにプラスチック収納ケースがたくさんありました。中身もいらないしケースも空きました。これはほとんどジモティーで譲りました。
プラスチック収納ケースに入っているものは大体の場合あんまりだいじではないけれどももったいないからとっておく、といったたぐいのものが多いような気がしました。本当に必要なものは上等なタンスなんかにしまっているんじゃないかな。
洗濯便利グッズとか収納便利グッズを買うより物を減らしてこまめにお洗濯したりこまめに片づけした方がお金も使わず気持ちよく暮らせると思った。収納グッズに頼ってはいけない。自分が生きていくのに必要なものを選んで保持していきたい。
その時の心境
一度も会ったことないけど元嫁さん、もし学校とかで一緒のクラスになったとしても友達にはならないだろうなって思ったわ。
当時の夫がせがまれて買ったものが結局いならいものになっていてイラっと来る。私が夫にお願いしても必要性を感じないらしく結局自分で大体買ってる。そういうのよくない。相互理解を深めたい。
そういうちょっとした「いやだな」が少しづつ心を削っていたような気がします。あの頃はすごくイライラしてました。
現在の心境
部屋が片付き、自分の好きなものを置き、キッチンに立った時に見える風景が穏やかに感じるようになってきました。夫の息子たちとも徐々に距離を縮めたり、離したりしながら暮らしてます。毎日ルンバでお掃除してます。夫曰く我が家にお掃除ロボットで掃除できる日が来ると思わなかった!と感激してました。私もよかったです。
元嫁が嫌いな理由
①掃除ができない。お風呂場のパッキン部分がかびて黒くなっている。お風呂場の鏡がくもっている。お手洗いの床と壁の飛び散りシミがひどい。せっかくの新築なのに・・・。お風呂場の鏡は毎回洗っていたらだいぶよくなりました。お手洗いも毎回拭き掃除してよくなりました。
②子供ができて専業主婦になり収入がなくなったときに夫が彼女が高校と大学で借りた奨学金を払っていたこと。私自身は二人産んだが自分が稼いだ金で奨学金を完済した。ついつい比べてしまってイライラしてしまうのはもう終わりにしたい。あったこともない人を嫌っても仕方ない。
そして、また・・・
もうほとんど元嫁の痕跡はないと安心して暮らしていた本日、
また変なものを発見した。
手書きのポエム!!
「たとえば
全て未来が闇の中に消えても忘れないでいて
キミは一人じゃないから…。
どしゃ降りの雨もいつかきっと止み
あたたかい光さす 青空の下
大事なのは『生きている証』
一つづつつなごう ココロのかけら
Wind 吹き抜ける風」
だそうです。
なんか、病んでたのかな、やっぱり。
離婚するって大変なことですもんね。
わかるよ、私も離婚したから。
このポエムみたら、なんか、もうね、嫌いとかイライラするとかどうでもよくなった。
いやー元嫁さん、元気で生きていってほしいですね~。
でも、これ以上元嫁さんの所有物が見つかりませんように。
見つけてからきょう一日すごくブルーでした。
思い立ってnoteにまとめてじぶんの片付け生活を供養します。
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