ワーママ 子どもの体調不良事情
ワーママの辛いところは、夫と平等に働いていても、ママが子どもの看護や通院などを一手に担う場合が多いということ。
シンママの場合更に状況は厳しいですよね。
これに加えて子どもの行き渋りや不登校。
もう、発狂レベルですよね。
当然だよ、ママだって1人の人間だもの。
これ以上ママ達が発狂して母親業なるものを放棄する前に、解決策を見いだせないものかなぁ。
子どもの突然の発熱。あなたのおうちではどのように対処してますか?
以前の我が家⏬
夫婦共働き教員家庭。子どもは2人。
下の子が保育園、上の子が小学校に通っていたとき、
当然のことながら流行り病が流行る時期も若干異なります。
そして、きょうだいどちらかが体調を崩すと、必ずもう1人にうつります。
私も夫も休めない日に限って、子どもは熱を出したりします。
子どもが悪いわけじゃない。風邪を引きたくてひいたわけじゃない。そんなこと分かってはいるのに。
「好き嫌いしてお野菜食べないからよ。」
「早く寝ないからよ。」
なんて、嫌味の1つや2つ、いや3つや4つも言ってしまう心のちっちゃい私。
そこからは夫婦のどちらが仕事を休むかの押し付け合いが始まります。
「午前と午後で分けよう。」とは言っても、小学校低学年を担任していたら、午前中で勝負が決まります。
なぜなら、子ども達は給食を食べて昼休みに遊んで掃除をしたら、午後のたった1時間の授業なんて、ほとんど実にならないからなのです。
幸いうちの夫は高学年を担任することが多く、自習体制を組めたり周りのサポートを得られたりするため、夫が午前を休むことが多かったのですが、それでもどちらも穴を空けられないという日には、最終兵器、祖父母の出番となるのです。
我が家のように教員夫婦の場合は割と対等に有給も取れるけれど、会社員やパートの場合、母親の負担が大きくなるケースが多いようです。
現在の我が家⏬
夫はフルタイム、私は基本在宅。
我が家は娘が不登校になった後、自分で様々な選択肢の中から「転校」を選びました。ですから、2人が別々の小学校に通っています。
どちらかが体調を崩しても、押し付け合いはなくなりました。
私が融通の効くポジションになったから。
フルタイム、時短勤務、在宅を経験して感じているのは、
「心のゆとりで全ては決まる」
ということです。
ママに心のゆとりがなければ、
「なんでこんなときに熱出すの!ママ大事な仕事があって休めないのに!」
と子どもに当たってしまったり、
代わりに休んでくれない夫に対して
「そっちはいいわよね!私ばっかりに押し付けて!」
なんて嫌味を言ってしまったり・・・
ママに心のゆとりがあれば、
「しんどいね。辛いね。お医者さんにみてもらおうね。」
なーんて、子どもに優しい声掛けもできる。
政府は少子化対策とか言い続けてますけどね。
子どもは病気にもなるし怪我もする。
それが前提で、誰かが休んでも滞りなく働くことのできる環境を、企業や雇う側に整えさせる。
そんなこともできず(考えもせず)に、子どもの出生率を上げるなど不可能な話だと思うんですよね。
だって、子どもを産んで育てるのって、今の時代並大抵の苦労じゃないですから。
私は在宅を勧めているわけではないのですが、雇われる身であまりにも子育てに無理解な職場であるならば、反旗を翻すか自分なりの働き方や生き方を模索してもいいのではないかなと思います。
そんな簡単なことじゃないのは十二分に分かっているんですけどね。
言いたいことは、この今の状況で、必死に子どもを守り、家事育児をしながら働いている母親達に、もっと社会は敬意を示すべきということ。
母親だけじゃない。
全ての女性が、自分や家族との時間を大切にしながら、休みたいときに休める環境を、雇う側には整えてもらいたい。
元先生の立場から言えば、教員の数が圧倒的に足りないです。でも、数だけ増やせばいいってもんじゃない。
今日も、頑張った自分にご褒美を。
誰にも褒めてもらえなかったママへ、心を込めて。
「今日も本当にお疲れ様。いつもありがとう☺️❤️」