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【ぼく…照れると耳たぶがピクるんです。】教習所なのに返答に困る質問集!

『運転免許を取るためにどのような修行が必要ですか?』

『緊張して震えが止まりません!?』

『鼻水が止まりません!』

などなど。


こんにちは!指定自動車教習所で15年間働いていたLIVELAです♪

自動車教習所は指導員に限らず、通っている教習生も含めて様々な個性が集結するデパ地下のような存在!お惣菜売場にたくさんの彩りがあるように、人の数だけ悩みがあり人の数だけドラマがあるのも自動車教習所の醍醐味…かもしれません!


そう!みんな違うからこそ面白い!


私は教習業務の傍ら、事務所を手伝うことも多かったので比較的多くの質問や悩みを聞いている中で「これはなかなか面白かったな!」といったような事例を中心にご紹介します!


1)なぜ教習所?病院に相談したほうがいい質問

・『鼻水が止まりません!』

なぜか鼻水が出てくるメカニズムを訴えてきた教習生のA君。おもむろにマスクを外したA君の鼻にはスパイラルしている極太ティッシュが詰め込まれているではありませんか!しかもなぜか右側だけ長い!なぜわざわざ見せてきたのかは分かりませんが、あまりのビジュアル的な笑撃に言葉が出ませんでした。

一瞬「お茶目さんなのかな?」と思いましたが、その後もA君は正面から見た魚のようなド真面目な顔をしながら「はらみずが…たれるぅ。」と訴えてきます。他の事務員さんたちはこの空気感に加わることを完全に放棄して成り行きを見守っていたので、とりあえず私は追いティッシュを渡し、なんとか頭に浮かんだフレーズを彼に伝えることにしたのです。

「耳鼻科に相談して下さい。」

するとA君は「わがりマシタ…。」と言いながら、まるでハムスターがヒマワリを解体するときのような器用さで私が渡したティッシュを丸めていきます。そのティッシュを鼻にスポッとはめてから教習所のドアをくぐって行きました。

教習所では運転や学科に関する相談には真摯に答えられるのですが、さすがに現在進行系で流出している人の鼻水を止めることはできません。ましてや「はーい、今からティッシュを取り替えてあげますね♪」なんて人の鼻に極太ティッシュなんて詰め込んだら色々な意味で人間を捨てることになります。何が最適なのかを瞬時に見極めるのは何かと難しいのです。

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