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Amazonで購入した999円のシャワーヘッドがヤバすぎる!

こんにちは、LIVELAです。

2021年の12月から使っていたシャワーヘッドが壊れてしまったので、きゅうきょAmazonで似たような商品を探していたところ色々な意味でヤバいシャワーヘッドを発見しました!何がヤバいって価格です!まさかの999円です!安すぎてもはや「しまむら」のおもちゃではないかと疑ってしまいます。

とりあえず好奇心は人生を楽しくするための最大の武器であると思っているため迷わずカートに入れてポチリ♪

メーカー名の記載すらない汎用タイプ

そして我が家に999円の怪しいシャワーヘッドが到着しました。メーカー名の記載がないのでおそらく汎用タイプです。中華製の格安ガジェットは同じ工場で生産された完成品に、多少のデザイン変更やロゴマークを適当に付けて販売するスタンスなので基本的に同一製品が大量に出回っています。

私が購入したこのシャワーヘッドもAmazonでは複数のストアで取り扱っていたのですが、このモデルだけはロゴマークの印字すらなかったので1,000円以下という破格の値段を実現しているのだと思われます。まぁ怪しい格安中華製のロゴマークなんて意味があって付けられているものではないので特に問題はありません。




以前使用していた2,480円のシャワーヘッド

・パッケージに堂々と記載されている日本製(嘘)

「日本製」がこれだけ大きいと逆に怪しい

私がシャワーヘッドに最低限求める要素は手元で水流のオンオフができる「止水スイッチ」です。止水スイッチ欲しさにパッケージだけで判断したのがこの商品でした。2,480円の時点でハンズやカインズに並べられているシャワーヘッドよりも格段に安いです。デザインは歯医者で奥歯の裏を確認する鏡みたいな感じ。

「日本製」とは記載されていますが質感や使い勝手、とにかく全体的な雰囲気がどう見ても日本製ではありません。法律上は海外で生産、組み立てをしても梱包さえ日本で行えば日本製を名乗れるという摩訶不思議な制度があります。確かに梱包だけは丁寧です。お金をかけている部分を絶対に間違えています。

梱包は無駄に綺麗


・格安中華製シャワーヘッドに質感を求めてはいけない

どんなに綺麗な製品であっても継続的に使用していれば必ず劣化します。しかしながら怪しい格安中華製ガジェットに関しては製品精度が低いこともあり、大手メーカー製に比べると劣化が早いのも事実です(たまにノンフライヤーや掃除機などの例外があったりします)。私が2021年に購入したシャワーヘッドも2024年1月現在はこの通り。

廃墟に捨ててありそうなゴミ

説明不要で汚すぎてぶっ倒れそうになりました。ヘッドの穴も詰まっているのかあらぬ方向に水が飛び散り、モード切替スイッチは気がつけば壊れていました。おまけにフィルターはおでんのちくわみたいな色になっており精神的に使いたいものではありません。つまりあくまで怪しい中華製である以上、質感を当然のように求めるのはナンセンス。

なぜ2,480円のシャワーヘッドを紹介したのかというと、今回のメインである999円のシャワーヘッドと比較したかったからです。


新しく購入した999円のシャワーヘッドの実力

・簡易包装すら省く徹底ぶり

本体とフィルターとアタッチメントのみ

箱の中にはこのような状態で入っていました。本体を保護する緩衝材すら入っていません。この時点でハズレの神様が舞い降りてきたようです。箱を振るたびにゴトゴト音がするので「もしかしたら華屋与兵衛のレジ横に置いてあったおもちゃなのかも?」と思ってしまうほどの安っぽさ。

グリス漏れ?

ヘッドにはグリス漏れのような形跡がありましたがこれくらいなら洗えばなんとかなるので問題ありません。これが9,999円だったら返品していると思いますが、999円なので心が寛容になります。ちなみにグリス漏れらしき部分は回したりすることができないので何の油分なのかは不明。

交換用フィルター

交換用フィルターは計3個(本体内蔵のものを含めると4個)付属しています。気休め程度の効果しかないと思いますがないよりあるだけマシです。アタッチメントのどれもがシャワーホースに適合しなくてめちゃくちゃ焦りましたが、アタッチメントなしで普通に取り付けることができました。


・デザインは意外と悪くない

シャワーホースに取り付け完了

パッと見の質感は意外と悪くないですね。ブラックなので浮くと思っていたのですが、思ったよりもシャワーホースに取り付けた際の違和感は感じません。むしろ「前回購入した2,480円のシャワーヘッドよりも良いのでは?」とも思ってしまいました。全体的に頭でっかちなデザインではないのでバスルームで自己主張が激しくないのも好印象です。

材質は明らかにプラスチック製なのですが、表面がサラサラとしたブラック塗装になっているので触り心地が良く、見た目的な重量感もあって質感は想像以上に高く感じます。下手なメッキ(技術的に中途半端だとヌルヌルした見た目になる)を施すよりもシンプルに塗装をしたほうが無難な見た目になるという典型例です。

機能面では3つの散水パターンがあり、広い範囲で霧のような拡散をする「ナノバブル」、節水に特化した「レイン」、そしてナノバブルとレインを合わせた「混合」を選択をすることができます。ちなみにナノバブルとカッコよく書かれていますが実際にはミストが近いですね。レインは明らかに雨要素のない通常のシャワーでした。


・安すぎるシャワーヘッドは実際におもちゃだったのか?

重量感のあるテイスト

それでは肝心の総評に移りたいと思います。999円という破格の安さ!むしろ安すぎて色々な意味で不安になってしまうのですが果たしてその実力は!?

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普通に良い!

ちょっと拍子抜けするくらいにまともなシャワーヘッドでした。水圧はむしろ2,480円のシャワーヘッドの1.5倍くらいはあると思います。まぁ水圧に関しては穴の数を減らせば物理的に強くはなるんですけど、水圧が強くても痛さを感じさせない絶妙なさじ加減で設定されていたので良い意味でぶっ倒れそうになりました。

そして止水スイッチも操作性が固くないのでめちゃくちゃ使いやすい!以前のシャワーヘッドは指だけでは押せないくらい固かったのでこれだけで満足です。

つまり率直な感想としては全然おもちゃではなくてしっかりとシャワーヘッドとして使えるレベルなんですよね。ナノバブルが霧すぎて使い道が分からなかったり、ヘッド先端部のシリコンマッサージブラシをなぜそこに付けたのかと突っ込みどころはありますが、999円で特に問題もなく使えるのならコストパフォーマンスはめちゃくちゃ良いと思います!

ハズレの神様は無事にご帰還されました。

たとえ1年で壊れたとしても999円なので割高感はありませんし、大手メーカー製の高いシャワーヘッドを長期間使うよりも「安いシャワーヘッドを定期的に交換したほうが清潔なのでは」とも感じてしまいました。中華製シャワーヘッドはアタリハズレの激しい激戦区なのですが、今回の999円のシャワーヘッドに関してはアタリだと思っています。

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