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浦島太郎は、なぜ、故郷の島に戻ったのでしょう。

浦島太郎は、竜宮城で、毎日乙姫様たちにもてなされ、美味しい物を食べたり、歌ったり踊ったりして楽しんでいたのに、どうして故郷の島に帰ったのでしょうか。

家族のことを思い出したのでしょうか。友だちや知り合いに、会いたくなったのでしょうか。
慣れ親しんだ故郷を思い出し、ホームシックになったのでしょうか。

美しい乙姫様でさえも、留めておくことはできない、故郷への想いとは、何でしょうね。

人は飽きやすく、変化や刺激を求めるけれど、一方で変わらないものに安心もする。

故郷は、慣れ親しんだ思い出の詰まった場所であり、見慣れた景色や変わらない人々は、刺激に疲れた浦島太郎をきっと癒してくれる。
それに、故郷には母もいて。

そんな故郷は、やはり浦島太郎にとって根っことなる拠り所で、

浦島太郎にはそんな場所があったから、新たに竜宮城を故郷には、出来なかったのかもしれませんね。


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