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あれほど別れたくなかった人が再び現れても、会いたいと思わない不思議

先日、失恋について書きました。偶然なのか次の日、お別れしたその人が、アパートを訪ねて来たのです。お別れしてから半年くらい経っていました。わたしはちょうどその時シャワーを浴びていて、チャイムの音に気がつきませんでしたが、夕方メールが届いていました。

今日アパートに来たこと、インターホンに映っているだろうから驚ろかせてはいけないとメールしたことが書かれていました。

その見覚えのある文面を見た瞬間、心臓がバクバクいい、息が苦しくなったのです。

その人はまだ過去のあの時点に変わらずいる。

新しい恋に夢中でいたら、急に冷や水をかけられたような気がしました。

いつも、ごちゃごちゃしていました。
わたしはいつも油断していてその人を怒らせ、あっという間に別れ話になり、謝ることで自分自身を傷つけてきました。
「どうして謝るの?」と自分の中の小さな子どもが泣いていたんですよね。

だから、お別れできたとき、「出来た」って思ったんだと思います。

お別れすることで、ようやくわたしは、その人ではなく、自分の気持ちを優先できたように思います。

メールを見たとき危機感を感じたのは、私の中の小さな子どもだったのかもしれません。また戻るの?いやだよぅ。

もう戻らないから安心していいよ、あなたの方が大事だよ。自分自身が大事だよ。
ようやく、そう思えるようになれたのです。


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