ライブシネマ:ネオノワール『HardDaysExplosion』顛末
2024年11月に開催されたライブシネマ外伝のPBC(プレイバイチャット)、『HardDaysExplosion』のストーリーと、事件の概要をまとめました!
複数の爆破事件が起きたのですが、実はそんなに複雑な話でもないのでかるーく読んでください☆
『HardDaysExplosion』の開催概要やトレーラーはこちらから!
何があったの?
観光立国を目指す黒江(ヘイジャン)政府は海外企業をたくさん誘致するために、海外企業の要人などを招待したセレモニーを企画。
黒江の土地や文化や利益を外国企業に売り渡すなんてとんでもないと思ったテロリストの呉司誠(ウースーチァン)がセレモニーを中止するよう声明文を送り、意思表明としてショッピングモールを爆破するところから物語は始まります。
その後、観光立国を止めたいテロリストの他にも便乗してきた別のテロリスト紅牙(ホンヤー)による爆破事件も起き、捜査は混乱。
セレモニーも爆破され多大な被害を出してしまいます。
各爆破事件の詳細
全部で6回の爆破事件が起きました。各事件について、概要、犯人、その目的などの背景も含めてまとめます。
ショッピングモール「エイルズマーケット」爆破
・アメリカに資本を持つ「エイルズ&クラーク社」の「エイルズマーケット」が爆破される
・事件の発生は早朝だったため被害者は少なかった
・匿名の犯行声明が警察と行政府に送られるが秘匿されてしまう
・犯人の正体は王党派の呉司誠だった
・実行犯は”渾沌”と呼ばれる爆弾魔
草薙警備保障オフィスビル爆破
・日系資本の「草薙警備保障」のオフィスビルが爆破される
・事件の発生は終業後だったため被害者は少なかった
・犯人は呉、実行犯は”渾沌”
・声明を完全に無視したことへの警告だった
・草薙警備のバックは実は蛟龍会だったが、黒江の外資系企業はほとんど三大犯罪組織と関係があるのだ
「マリオおじさんのマリトッツォ屋」爆破
・イタリア系資本の洋菓子店が爆破される
・事件は昼日中の客足の多い時間に発生したため死傷者が多数出る
・犯人は「紅牙」
・警察が「ショッピングモール爆破事件の黒幕は紅牙。実行犯はジョン・ドゥである」という虚偽の報道を行ったための報復攻撃だった
・「ジョン・ドゥ」と呼ばれていた記憶喪失の男こそマリトッツォ屋のオーナー、マーリオゥ・マリトッツォ
・マーリオゥ・マリトッツォはロレンツィーノの幹部である
アパート爆破
・市街地にあるアパートが爆破される
・ピンポイントに1部屋のみを狙ったもので死者は身元不明の女性1名のみ
・周辺の部屋にも被害が出る
・ダークウェブでは被害者はハッカーの”アビシニアン”だと断定的
・犯人は”渾沌”
・事件を追っていた”アビシニアン”が真相に近づいたために独断で暗殺
・呉はこの事件に関して”渾沌”を責めている
警察署爆破
・警察署に爆弾を積んだ車が突っ込み大爆発を起こす
・昼日中の犯行で死傷者が多数出る
・犯人は「紅牙」
・虚偽の報道への報復その2である
セレモニー会場爆破
・会場に設置されていた大型爆弾が爆発
・呉が自爆のために巻き付けてきた爆弾が警察の射撃で爆発
・会場で配られていたガス入りの風船が誘爆
・海外企業の要人や遊びに来ていた市民などに多大な被害が出る
・土壇場で大型爆弾を移動させたため、小さな子供や家族連れが多数死亡している
・避難誘導の遅れで多数の死傷者が出る
犯人について
呉司誠(ウースーチァン)
旧王家の復興を目指す呉家のひとりで、藍家とはかなり親交が深い。
海外勢力に食い荒らされる黒江の未来を憂いテロを敢行する。その際に自身も骨も残さず自爆したため、爆弾テロと呉家の繋がりを示すものはなにもない。
普段は柳芳(リュウファン)という名前でジャーナリストとして活動をしていた。主に取り扱うテーマはゴシップやスキャンダルが多く、特に政府官僚や警察官部の不祥事となれば誰よりも早く正確な情報を掴み鋭い記事をすっぱ抜いていた。
”渾沌(フンドゥン)”
ギーク街に拠点を置く技術屋。
銃火器の扱いが得意。趣味と実益を兼ねて爆弾を含む銃火器の製作をしている。 爆弾の実験が何よりの趣味で、人の痛みが全くわからない上に躁鬱が激しい質で大変扱いづらい。
ギーク街に彼の扱いを心得ているフィクサーがおり、その人物を介して犯罪組織に自作の銃火器を卸したりもしている。
相手やシチュエーションによって様々な『貌』を使い分けている。
爆破事件に関しては呉に雇われていただけで、本人は政治的信条は一切なくただ面白おかしく爆破していただけである。
取り逃がしてしまったため、その後姿をくらませている。
紅牙(ホンヤー)
某国にルーツを持つ反政府組織。
黒江独立直後はプロパガンダや暴動の扇動などを積極的に行っていたが、近年はめっきり鳴りを潜めていた。
警察によりショッピングモール爆破事件の罪をなすりつけられたため俄に活動を再開した模様で、洋菓子店と警察署の爆破を行っている。
規模など詳細は不明だが、ロレンツィーノと敵対しても問題ないと言わんばかりの行動を取っていることからそんなに小さな勢力ではないだろうと思われる。
その後の黒江
・警察は警察署を爆破され人員を大きく減じ、セレモニーでの失態を非難され権威も信頼も失墜している
・行政府は国際的信用を失い黒江の国際進出も経済的進歩もかなり遅れるものと見られている
・日本ではテロを非難する論調が強く、多額の義援金が送られることになりそうだ
NPCのその後
林潤(リンユン)
警視。
警察署爆破事件で逃げ遅れた部下を救助しようとして重体となり、現在は入院している。
珊 正華(シャン ジェンファ)
政府高官の秘書。
セレモニーの爆破事件に巻き込まれ重体となり入院。観光立国、外貨の獲得を推し進めてきた彼女の上司は更迭されてている。
ジュリア・エイルズ
エイルズ&クラーク社社長の娘。
社長のマイケル・エイルズがセレモニーの爆破事件で死亡したため、マーケット事業を継承した。
”アビシニアン”
ハッカー。
アパート爆破事件以来一切連絡が取れなくなっている。ダークウェブでは死亡したと言われている。
”烟”
ハッカー。
”アビシニアン”殺害の犯人として”渾沌”の行方を追っている。
黒江世界観
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https://note.com/livecinema/n/ne4182c7509aa