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「ライブ配信」編 -エンタメにおける「効率・成長・熱狂」の可視化- ネットだからこその戦略的手法

こんにちは、久野憲明です。

エンタメ業界の方々やアーティスト・タレント・クリエイターのみなさんからは、Ace(エース)というニックネームで呼ばれているため、noteのアカウントは、N.Hisano "Ace"としています。

今回は、前回の記事との連続掲載となります。

前々回の記事で、「ネットエンタメに熱中することになったきっかけと、エンタメにおける「効率・成長・熱狂」の可視化ができると考えていることなどを共有してきました。

こちらの記事は「TikTok編」となりますが、今回は、ライブ配信における具体的な事例を色々と共有していきたいと思います。


ファンの反応を可視化してコンテンツを改善し熱狂度を高めた事例

こちらは、比較的直近の事例ですが、約60分のライブ配信の中での、視聴者・ファンの方々の「コメント数」の推移となります。

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このライブにおけるコメント数は、基本的には横ばいで推移しながら、配信終了前に大きなピークがきて、最後のエンディングにかけての盛り上がりがありました。これはこれでとても良いライブとなりました。
しかし、この時の反応を活かして、次の回をより盛り上げるべく、この回で盛り上がったタイミングのコメントの内容を全てチェックしました。これを通じて、視聴者・ファンの方々が求めていることを具体化した上で、次の回のコンテンツや構成に反映させられように準備をしたのです。

このライブ自体は、トークやコミュニケーション中心のライブでしたが、できるだけリアルの音楽のライブをイメージして「起承転結」のある流れを重要視するようにしました。

「起」:スタート直後の盛り上がりをつくる
「承」:スタート時の熱量を維持しながら、次の展開へスムーズへ進む
「転」:少しお休みタイム
「結」:エンディングに向けて盛り上げていく流れ

ちょうど音楽のライブで言うと、オープニングはアップテンポの定番の曲でテンポ良くスタートして、続けて、未発表の新曲を楽しむ。疲れてきたところで、バラードで小休止、最後は、会場が一体となって歌える曲を連続してエンディングへ向けて最高潮を迎えるというようなイメージですね。
その結果、次の回の結果は以下のようになりました。

LS_コメント_02_2

狙い通りでした!流れとしても上記のように、起承転結の波が明確にわかりますし、総コメントの数は「1.44倍」ともなりました。思い描いていた通りの反応となりました。

これは、一つの成功事例と捉えていますし、この形をパターン化していくことで、画面越しのトークやコミュニケーション中心のライブにおいても、リアルの音楽のライブと同じような熱量を創出することができることが分かりました。

そして、今後もこれを繰り返していくことで、継続して、熱量の高いコンテンツを提供して、視聴者・ファンに喜んでもらえる機会を創出していくことができます。これこそ、ネットエンタメならではの、エンタメにおける「効率・成長・熱狂」の可視化と考えています。


ネットエンタメの世界からエンタメの世界を盛り上げたいというオモイ

前回・今回の記事を通じて、「ネットエンタメに熱中することになった(自分がその領域で一歩を踏み出せた)きっかけを起点として、エンタメにおける「効率・成長・熱狂」の可視化ができると考えていることとそこからうまれた新しい事例を共有してきました。

「なんとなく」「リアル」「エンタメ」やりたいの一歩からはじまりましたが、突き詰めていくうちに、私ならではのアプローチで追求し、新しいエンタメの形の一部として提供していくことができるのだと感じています。

これからも継続して、ネットエンタメを追求していくことで、新しいエンタメの形づくりに取り組んでいければと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

今後も、ネットエンタメを追求する動きの中で、気づいたこと、驚くべき事例、課題感はもちろんのこと、仮説・検証含めて、正解のないことも多いですが、いろいろなことを共有していきたいと思います。ご期待ください!

-LIVE YOUR DREAM PROJECT- N.Hisano "Ace"


TwitterアカウントAce.LIVEにおいて、アーティスト・タレント・クリエイター及びプロデューサー・マネージャーな方々向けに有用な「ネットエンタメの注目情報を定期的にシェア」しています。ぜひ、FOLLOWして下さい!



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