見出し画像

同業者は敵と見てる?仲間と見てる?


あなたは、同業者や周りの人を敵対視するタイプですか?

気づくと競争している。勝ち負けを常に意識している。負けなくない!

その意識を持つことで、自分を高めて、より良い人生に向かえる原動力にもなるのだけど、あまりにも勝たなきゃ!という想いが強すぎてしまうと、勝つことが目的になってしまって、相手ありきの、競争という不安定要素に振り回されてしまって疲弊しちゃってませんか?

小学校の下校時の男の子

大人になった今、勝ち負けを異常に気にしている人を見ると思い出す場面があります。

私は、小学校の下校時、学校から家までの2キロをランドセルを背負って、毎日走って帰る子でした。

理由は、早く帰ってテレビを見たり、お菓子を食べたかったから。

それだけの理由で、いつものように走って帰っていると、たまに、勝手に私を競争相手と見なして、走って追い抜いてくる男の子がいたんですよね。

その子は全力で追い越してくるので、少ししたら疲れるのか、走りを止めて歩くので、徐々に距離が縮まり、私が追い抜くと、また必死になって私を追い抜いてくる。

私は、ただテレビが早く見たくて走っているのだけど、ハアハア言いながら私を勝手に競争相手と見なして追い抜くその男の子が、正直面倒くさいなと思っていました。笑

何で競争するのかな?私はただ淡々と走って帰って、早く家に帰って好きなことをしたいだけなのに。。と思っていた当時の場面を思い出します。

同業者を敵とみなす心の心理

過度に、同業者を敵とみなす人の心理って、この男の子の心理なのかなと思います。

勝手に人と競争し、勝つことで、自分の優位性を感じたい。逆に勝てない自分はダメな自分だと感じる。自分の良し悪しの判断基準を他人に委ねている。

勝たないと。尊敬されないと。立派でないと。認められないと自分はダメだ。そうでなければ認められない自分。という思い込みがあるタイプ。

だから、同業者は自分から何かを奪っていく存在になり、戦う相手になり、敵になっていく。

自分が成功するためには、同業者は成功してはならない相手になり、結果、同業者の成功が許せなくなるのです。

そう思うことが悪いというわけではありません。

何か過去にそう思わざる追えない状況で、その思い込みが自分を守ってくれていたのだと思います。

でもその思い込みを緩めると楽になります✨

不安定な誰かが基準の勝ち負けで、自分の存在価値を測って、心が不安定な人生になってしまうのは勿体ない!

あなたはどうなりたい?

勝てない自分もOK!すごくない自分にもOK!全ての自分にオールOKを出す。

競争して勝つのが最終目的ではないですよね✨

自分というもので繋がる関係性。心と心で繋がれる関係を築き、お互いに尊敬し合い、磨き高めていける関係性。

それが結果的に仕事の結果にも繋がるし、豊かな人間関係にも繋がっていくと思います。

同業者は、競争相手ではなく、よきライバル・コラボ相手・よき仲間と捉え、お互いが満たし満たされる関係で、より高めあえる関係でいたいなと思います。

コーチになって良かったことのナンバーワンは、こうした人間関係を築いていける人たちが多いということ。お互いを応援し合い、失敗も成功も共によろこび会える仲間がいる。本当にコーチになって得た宝物です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?