理想の死に方
こんにちは。
暇なときは一人で考え事してることが多くて、そのうちの一つくらいは公開してもいいかなということで机に向かってパソコンを開きました。最後まで書いたら4000字ほどになってしまって少し長いですが、5分もかからないと思うので良かったら読んでみてください。
せっかく公開するなら誰にでも関係していることがいいかなと思って理想の死に方の話にしました。多分私のに共感してくださる方はいないと思いますが、もしいたとしてもそんなに嬉しくもない気もします。もし万が一同じテーマでnoteを書いてくれる人がいたら少し嬉しいかもしれません。
2つあります。
1つ目はわりとわかってくれる人もいるような気がしますが暗殺です。
1万人とか10万人とかわかんないですけど、そんくらいの大勢の前で演説してるときにピストルで頭を撃ち抜かれて死にたいです。イメージとしては中学の頃に英語の授業で見たキング牧師やケネディ大統領の演説ようなものです。(注:お二方とも演説中に亡くなったわけではないです。ここで言っているのは演説のイメージだけです。)医学に疎いので即死とかそういうのはわからないですけど、可能ならば親指と人差指でピストルの形をつくって打たれた方向に打ち返すふりしながら倒れたいです。最期のユーモアとしてはわりと上等な部類のものな気がします。
2つ目は恋人に恋人の作った食事に毒を盛られて死にたいです。
これはあんまりわからないと思うので丁寧に説明します。
恋人に殺されたい理由、食事中に死にたい理由、毒を盛られて死にたい理由の3つに分けて書きました。
まず恋人に殺されたい理由からです。そもそも、恋人と書きましたが死ぬときの年齢的に結婚相手である可能性も高いです。ただ語感が気持ちわるいので恋人で話を進めます。このパートは人生観や恋愛観など私の感覚の軸の
昔から私は負けずぎらいでそれで今まで努力してきたみたいなとこがあります。負けず嫌いが発揮されるのは好きな相手と嫌いな相手です。関係が薄い人にはあまり発揮されません。ここまでは共感できる人も多いと思います。
そんなに難しい話ではないのですが、簡単な例をあげると、TOEFLを受けようと思ったときに隣のクラスのよく知らない人が80点だと聞いても80点越えたいとは思わないけど、サークルの仲がいい人が80点だと聞いたり、一昨日喧嘩したバイト先の人が80点だと聞いたら、80点超えたいと思うといったようなものです。
私は好きな人に対して負けず嫌いが発揮されている時の心の状態を嫉妬、嫌いな人に対して負けず嫌いが発揮されている時の心の状態を怒りと呼んでいます。どちらも不快な状態で一刻も早くその人に勝って脱したいものです。なので努力をするのです。
ここから恋愛観の話になります。さっき出てきた好きな人というのは友達とか、なんとなく一緒にいて楽しいとか、よく話す、とかそういったもので深い意味ではないです。私は割と熱い面もあって根性とか気合とか努力とかそういったもので大概のことはなんとかなると思っていて(DJ社長とか好きです)負けず嫌いが発揮されるとかなりがんばります。それでも勝てない人が時々います。そういったときはまず嫉妬で狂いそうになり、その後、その人が恋愛対象となり、その人と恋人関係になりたいと感じます。この過程は私にとっては一緒にいて楽しいとか、外見がタイプとか、会いたくなるタイミングが一緒とか、そういった一般的に付き合うときに重要とされているものより大事なものです。
このメカニズムは経験則なのでなぜかとかはわからないのですが、一つの仮説としては、付き合うことでその人と一心同体みたいな感じになって一時的に嫉妬の状態を抜け出せるからかなと思っています。
付き合うことで嫉妬を抜け出す、と書きましたが、実際は自分より優れた人が身近にいる状態は落ち着かないので勝てるように努力は続けます。ここらへんの話は少しふわふわしてしまうのですが、付き合うことで一時的に嫉妬から抜け出せて安定する、でも負けず嫌いは残っているから付き合ってからも努力は続けるといった感じです。
付き合った後、何年、何十年単位の努力を続けて恋人に勝てたとしましょう。そのときに恋人にどう思ってほしいか。ここからが重要なポイントです。
私が恋人に勝ったとき、私は恋人に私に対して嫉妬してほしいのです。恋人も負けず嫌いであってほしいのです。負けず嫌いが強くなる条件だと思っているからです。
そして恋人が私に対して嫉妬したとき、それと同時に私は恋人に私との差に絶望してほしいのです。負けず嫌いな恋人が努力を放棄して絶望するくらい私は強くなりたいのです。そして、負けず嫌いの恋人は私に勝てないことを悟り、計り知れない嫉妬で気が狂います。そして、その結果、絶対に超えられない私に対する嫉妬を解消する唯一の方法、つまり私の存在を消すこと、に及んでほしいのです。私はそのくらい強くなりたいですし、恋人に対してそれだけ負けず嫌いであってほしいし、恋人に対して耐え難い嫉妬と絶望を与える存在になりたいのです。
ここまでが恋人に殺されたい理由です。わかりにくかったと思うのでもう一度ストーリーで振り返ってみます。
好きな人に対して勝とうと努力する。しかしなかなか勝てずにその人が恋愛対象となりその後うまくいき恋人関係となる。恋人関係となった後も努力は続けいつか勝てるようにになり大きく差をつける。自分が負けていると気がついた負けず嫌いな恋人が負けず嫌いを発揮するも私との大きな差を感じ絶望。嫉妬で頭が狂う。それから唯一逃れる方法として私の存在を消すことを思いつき私を殺す。
こんな感じです。伝わったでしょうか。次はなぜ食事中に死にたいかの話です。
まず人生最期の瞬間は幸せな時間であってほしいと思っているので三大欲求を満たしているときに絞ります。つまり寝ているとき、セックスしているとき、食事をしているとき、のどこかで死にたいということです。さらに恋人と一緒にいるときも幸せなので、この3つを恋人としているときを考えます。とりあえず寝ているときは嫌です。寝る前は幸せですが、厳密には寝ているときは幸せを感じていないからです。あと死ぬときに恋人の顔を見れないという理由でも嫌です。
そうすると残りは恋人とセックスしているときか恋人と食事をしているときです。死んだ後というのは私という存在はただのタンパク質やらカルシウムやらの塊であり、最も弱い状態です。そんな私の弱い状態を恋人以外に晒すなんて耐えられないので二人きりという条件も付け加えます。(セックスしているときはどうせ二人きりですが)
1つ目の暗殺の話と少し矛盾するのですが、あまり外傷をつけられたくないんですよね。血が怖くて嫌いなんです。パラサイトもjokerも血の場面は目をつぶっていました。(だから暗殺も一応頭を一発撃ち抜かれて即死という設定にしているのです)セックスしているときは裸で、そこで外傷がない方法で殺されたとします。そうすると素のままの私の裸がどこかに転がるわけですが、外傷のない裸が倒れてても死んだ感じしなくないですか?ごめんなさい、これは感覚的なものなのでうまく伝えられる自信がないのです。外傷のない服を着た体が倒れてたら死んだ感じがするのですが、外傷のない裸の肌色の物体が床に落ちていても死んだ感じが何となくしないんですよね。だからセックス中はだめなんです。
ここまで消去法で寝ているときとセックスしているときを消してしまって主張として少し弱いので食事中に殺されたい理由について語ります。
そもそもなのですが、恋人に食事を作ってもらってそれを一緒に食べるってめちゃくちゃ幸せなことだと思います。これは共感してくれる人たくさんいると思います。料理しているときって私のことを想って、切ったり、混ぜたり、焼いたりしてくれてるわけじゃないですか。めちゃくちゃ幸せです。
あと恋人とする料理と食事ってめちゃくちゃエロいじゃないですか。このエロいはいい意味です。("エロい"がネガティブな気持ち悪いみたいな意味で使われることが多くて嫌だという話もいつか書こうかなと思っています。)だって、自分が時間をかけて恋人のことを想って、切ったり、混ぜたり、焼いたりしてできた結果の物体が恋人の体に入って、その物体が恋人の皮膚だったり髪の毛だったりになって、恋人の脳みそだったり筋肉だったりを動かしてるんですよ。最高にエロいじゃないですか。だから恋人とする料理と食事ってセックス的な要素もあると思うんですよね。これは大きな加点要素です。
ここまでが恋人に料理を作ってもらうのは最高っていうのと恋人との食事はセックス的な要素もあるっていう2つの加点要素の説明です。このような理由で私は恋人の作った料理を食べている間に死にたいのです。
残りはどうして毒を盛られて死にたいかの話です。ほんとにここまで飽きずに呼んでくださった方に感謝です。
そもそも食事中なんだから毒殺が自然でしょ、という話もあります。でもそれだけじゃないです。
普段と何らしら変わりのない日、いつもと同じように恋人が私のために料理を作ってくれます。でもいつも違って隠し味のように毒を入れます。この時点でいいですよね。普段私のことを想ってやってくれている工程に少しの嫉妬と狂気が入り交じる。この妄想だけでめちゃくちゃ興奮します。
喜んでくれるかな、美味しいって言ってくれるかな、殺してやる、これ好きだといいな。
醤油入れて、軽く混ぜて、ちょっと毒入れて、仕上げに胡椒をかける。
最高ですね。
あと毒って、手に入れるのに時間かかるじゃないですか。包丁で刺すとかだったらその場でカッとなってみたいなのあるかもしれないですけど、そういうの嫌なんです。なんども言っているように私は負けず嫌いで努力家な人が好きなんです。嫉妬に対処する唯一の方法を思いついた日からコツコツ努力してほしいんです。わからないですけど、毒って手に入れるの大変な気がします。だし、私にばれないようにそれなりの期間準備しなくちゃいけないじゃないですか。そういう積み重なった嫉妬と折り重なった狂気に押しぶされて死にたいんです。
長くなってしまいました。ここまで何人の方が来てくださったかわからないですけど、本当にありがとうございます。
一応振り返ります。
理想の死に方の1つ目は暗殺、2つ目は恋人に恋人が作った食事に毒を盛られて死ぬです。
後者が少しわかりにくいと思ったので、恋人に殺されたい理由、食事中に死にたい理由、毒を盛られて死にたい理由の3つにわけて書きました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。