詩なんて、ダサくて古くて難解だ! と思い込んでいたけど。
いやぁ~、子供の頃は
本気で泣きましたよ、
「この詩の感想文を書け」って宿題。🙄💫
たった1枚の原稿用紙に、
何書いていいか
ほんっっとにわかんないんだもん!!
短い文の中に何の説明もないし、
話がつまんねぇから
感想どころか感動もしないしで、
世の中に何の需要があって
詩なんてもんが存在してんのか、
心底理解に苦しみましたね。😓😓
そんなあたしに
一大転機が訪れたのは、
この本との出会いから。
いろんな詩人の
いろんな作品を集めた本なんですが、
この本を手にとるまで
「詩歌ちぃ〜とも分からん」
としか思ってませんでした。
しかし!
ここで扉が大きく開いた。
世の中には、
あたしにもわかる、
感動できる詩ってあったんだなあ! って。
新鮮な驚きでした。
使われているのは、
自分が普段使っている
ふつうの言葉なのに、
組みあわせや
切り取りかた次第で、
じつに鮮やかな表情に変わるんです。
目で文字をたどっているだけなのに、
心のなかに音がころがり
幻想的な寸劇を立ちのぼらせ、
疲れて無感動になっていた
あたしの五感を、
一瞬で切り開いてくれたんですよ。
心の奥から、みずみずしい草の芽が
勢いよく伸びていくような
爽快感を味わいました。
当時、仕事がすごくイヤで 🙄💔
「もう何も考えたくない」
「いま死んでもどうでもいい」
と思いながらやり過ごしてたんですが、
急に開かれた「面白い!!」の
この感覚を
もっと見つけたくなって、
しばらくは詩歌ばかり
読み漁っていましたね。
美しいというのは、
心の疲れや暗闇を
打ち払ってくれるのだ、
生きようという意欲に
気づかせてくれるものなのだ、と
初めて「体感」する
きっかけとなった本でした。😊💕
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