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ぎさうってな~に?
ぎさうをご存知ですか?
こんにちは。
Live2D公式デザイナーチーム、Live2D Creative Studioです。
冒頭でもお聞きしましたが、あなたは”ぎさう”をご存知でしょうか?
今回はLive2D Creative Studioの隠れマスコットキャラクター”ぎさう”についてこのnoteを通して紹介いたします!
ぎさうとは
ぎさうの初登場は2019年に公開された「Beyond Creation」です。
絵描きの少年・ルイがスケッチブックの端に描いた自分のサインである”うさぎ”を、突如現れた少女・イプシロンが不思議な力で生を授けたことにより”ぎさう”が生まれました。
もともとはうさぎ型のサインだったんですね🐰
大きさはレタス一個分。しかし不思議な鳥が羽ばたいた際の風で飛ばされているところを見ると、レタスよりは結構軽いのかもしれません。
そしてもちもちとした弾力のある体がチャームポイントです。
(このもちもちの秘密は後述しますのでしばしお待ちを…)
ぎさうは「Beyond Creation」公開以降、様々な場所に現れ、次第にLive2D Creative Studioのマスコットキャラクター的存在になっていきました。
実はヒーローベータのカットにも登場
公式Webサイトのほか、Twitterに投稿している作品にも採用され、スタッフに愛される存在になっています。他にも多数の場所に隠れぎさうがいるので、ぜひ見つけてみてください!
モデル紹介
さて、先ほどもちもちとした弾力のある体がチャームポイントとご紹介しました。
そのもちもちは主に以下の3つのパラメータで出来ています。
・ゆがみ1:体の上部分が左右にゆがむ動き
・ゆがみ2:体の中心部分が上下にゆがむ動き
・つぶれ:体がつぶれたり伸びたりする動き
また、デフォーマの分割数を上げて滑らかな変形をさせることによってもちもち感を出しているのもLive2Dだからできる表現の一つです。データは少し重くなりますが、より柔らかい動きを作りたい、という場合はぜひ活用してみてください!
変換の分割数30×30と5×5の比較
もちもち感だけでなく、ぎさうは顔や足も振り返ることができるくらい可動域が広くなっています。
「Beyond Creation」ではその広い可動域を生かし、飛び跳ねたりくるくる回ったりと様々な動きを繰り広げていました。
Xの動きはリピートを使用
そんな「Beyond Creation」から、今回は”ぎさうが誕生するシーン”の中身をお見せします!
紙から飛び出し、地面を跳ねるぎさう
紙から飛び出るシーンでは”うさぎのサイン→ぎさうに変化”するパラメータを用意し、ひとつのモデルだけで動きがつけられています。
モデルを見てみるとこんな感じです。
モーションでは、変化する最中に落ち影や色で立体感を出しつつ、先ほど紹介したゆがみのパラメータを使って紙から出てきている感じが表現されており、飛び出る前のむずむずとした動きはつぶれパラメータを細かく動かすことで表現されています。
「Beyond Creation」についてはこちらの記事からぎさう以外の点についても制作の裏側を見ることができます。
そんなぎさうですが、Live2D JUKUでも活躍するようです!
Live2D JUKUとは
Live2D社内のデザイナーチーム"Live2D Creative Studio"が運営するLive2Dのプロになるためのオンライン講座です。
YouTubeチャンネルをメンバーシップ登録すると受講でき、特典のメンバー用バッジのモチーフとしてぎさうが用いられています。
メンバーになった期間が長いほど強そうなぎさうになっていき、
最長の2年になるとゲーミングぎさうになります。
Live2D JUKU については、
今後noteでも追って情報を紹介しようと思います👀
受講してみたい方は是非メンバーシップのご登録をよろしくお願いします!
いかがでしたでしょうか。
このnoteを通してぎさうのことを少しでも知っていただけたら幸いです。
それではまた次回の更新でお会いしましょう!