グラムシュタインというライブハウス
さてさて、ライブまであと18日になりました。
場所は、グラムシュタインというライブハウスで行うわけですが、少しそちらのご紹介を。
お店を仕切っているのはハラさんという方で、大変素晴らしい敏腕支配人です。
いつもはスーツをビシッと決めて支配人然としているけれど、実はギタリストでもあります。ステージ立つと変貌するのだろうなあと想像しています。
見てみたいので、次に打合せに行った時、ステージはいつなのか聞いてみようと思っています。
彼は、知識豊富で、楽器や機材にも精通していて、判断能力が卓越していて、安心してお任せできます。
そして、一番お見事なのはサービス、お客様にとって一番有難い言葉をさりげなく言うことなのです。
――演奏や音楽性について音楽知識に裏付けた言葉で褒める――
これをされるんですね。
パフォーマーにとってはこれはもう泣いて喜ぶほど嬉しいものです。
しかし、それは、サービス業の中で最も難しく、そして、最も大事なことで、リピートしてもらうための接客スキルなわけですが、人柄が色濃く出ることでもあり、経験に裏付けられた、つまり、苦労の数から生まれたものなのだろうと察します。
グラムシュタインは、新宿という立地の、設備と人材が充実しているのにもかかわらず、かなりお安く借りることができます。
実は、昨日お友達のワンマンライブに行ってきました。
赤坂の、バーカウンターがカッコよくてお洒落なハコなので、思わず貸切のお値段を見てしまいました。
すると、グラムシュタインの倍料金でした。
「……うわあ……」
つい声が出てしまいました。
それでも、グランドピアノは置いてなく、デジタルピアノでした。
グラムシュタインの素晴らしさは、ピアニストたちが絶賛するグランドピアノがあることなんです。
ハラさんは、グランドピアノを褒めると誇らしそうな顔をします。
なかなか手に入れることができないレアものらしく、ご縁があってグラムシュタインに鎮座したそうです。
調律もまめにしていて、とても大事にしている女王様です。
女王様というのは、私はピアノは女性のようだなあと思うからです。
弾き手によって音色が変貌を遂げるのは、愛され方によって美しく輝きを増す女性の神秘のようだと。
だから、是非この素晴らしいピアノを弾ける環境を作るので、noteに集うピアノ弾きたちに弾いてほしい…!
と思ったのが、今から一年位前のことで、それは、ヴァイレンタイン・イブライブをやりたいと思った理由のひとつでもありました。
まだまだご縁が続く場所であってほしいなあと願いつつ、その本番のステージに向かいます。
あと18日です。