candycandyさんのライブ報告。
昨日、荻窪のライブハウスで行われたcandycandyさんのライブにお邪魔いたしました。
candycandyさんとnoteでお知り合いになったのは、相方と共に作った「風想」という歌がきっかけでした。
この曲は、私の作詞デビューの曲で、出来上がった後に、歌い手募集したのです。コラボ作品にはコラボを広げていった方がいいと思ったからでした。
https://note.mu/eightman/n/n94b8617f0999
そして、誰もいなかったら仕方なく相方が自分で歌うというオチでいいねと言っていたところ、candycandyさんからクリエイターへのお問い合わせで歌ってみたいとおっしゃるメールをいただいたのでした。
「おおおお!!! きた―――――っ!」
小躍りしながらやり取りさせていただいたのですが、実は音楽同士のコラボというものをやったことがなく、同じ環境のない状況でどうやってミキシングするのか、歌だけデータをいただいてそれにリバーブかけるなどの処理はできるのか、相方も手探り状態らしく、見ていてハラハラしました。
今は、カラオケ作ってそれで歌ってもらう、というのが定番になっていますが、その時は初めてづくしで緊張したものでした。
candycandyさんはそれをきっかけに初めてDTMを使い始められたと伺い、ここで面倒になってしまって嫌になってしまったらどうしよう…、と本当にドキドキしました。譜面が読めるということは、音楽知識がおありになるということで、必死にパソコンと格闘しているご様子と、マイクを新たに購入されるなど、とにかく頑張りが伝わってきました。
その、candycandyさんと相方が一緒にミキシングしたものがこちらです。
https://note.mu/candycandy/n/n3817f25d151d
感無量でした。
二人で初めて行った曲作り、それを歌っていただく、その一番手がcandycandyさんだったのです。
そのDTM初心者だったcandycandyさんが、DTMを用いてライブに出演すると伺った時は大変驚きました。
noteでどんどん新曲をあげていて、作れば作るほどクオリティがあがっていく様子に舌を巻いていましたが、それをステージで行うなんて、すごすぎる!!!! 小躍りどころかジャンプし、絶対行かなくちゃ、と思っていて、そして、それが、昨日のことでした。
場所はJR荻窪駅から歩いて10分以内のライブハウスで、バンドサークル仲間での9年連続行われているという和気藹々とした良い雰囲気の、ファンのお客様が多く、満席立ち見の状態でした。そして、他のバンドの演奏がレベル高く、しっかり対バンライブの様子に、
……うわあ、けっこうすごいステージだけど、candycandyさん大丈夫かな……、
などと、少々心配になりましたが、まったく心配の必要はありませんでした!
プロ?(でなければプロ級)のベーシスト王子とギタリスト王子を従えて、キーボードをステージの中心に置き、その横にパソコンを設置し、MCもしっかり話して、楽しくオリジナル5曲を見事に演奏されていました。
歌声も伸びやかで、キーボードを弾きながらの弾き語り、余裕さえ見受けられるほどで、ベースとギターが何とも痺れる演奏でお姫様を支え、二人の愛情が音となって温かくて渋くて深いハーモニーを奏で、響き渡り、魅せてくださいました。
私は、途中、思わず涙が出そうになってしまいました。
……ここまで仕上げるのに、どれほど努力なさったのだろう……。
そして、
……どれほど怖かっただろう……。
そう思いました。
30年ぶりのステージ、と言葉に出した時からステージへの道は繋がっているにしろ、ステージにあがってしまえば自分しかいなく、慣れている者にとっても、ステージに宿る神は厳しいものです。
でも、candycandyさんはすごく楽しそうで、ステージに立てることが嬉しくて、嬉しくて、そんな思いが伝わってきました。
そうです。
楽しいのが一番です。何事も。
すると、ステージの神も祝福してくださります。
難しく考えず、楽しい、それだけでいいのだと思います。
それが人を元気にする力となり、お客様に伝わっていきます。
感動しました。
ありがとうございました。
追記:会場でMA3さんとヴェーストンさんにお会いしました。いつもお世話になっております。ご一緒できて嬉しかったです。
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