知り合いが多いと生きにくい

知り合いを増やすとどこのお店にも行けなくなっちゃう。「あそこはあいつがバイトしてて、ここはあいつがバイトしてる」ってなっちゃう。

— 同じ釜の釜飯 (@onajikamameshi) December 11, 2021

　大学のグループワークが嫌な理由は、自分の意見を言わなくちゃいけない時があるとか、誰かと会話をしなくちゃいけないとかまぁ色々あるのですが、「中途半端な顔見知りを作りたくない」というのがあります。それがなぜかというと、僕が行けるお店が減るからです。

　僕は顔見知りや友達がバイトをしているお店に行けません。なんか小っ恥ずかしいので。
　実際、実家の最寄りのコンビニで中学の先輩がアルバイトをしていて、そのコンビニを使うのを僕は避けました。

　アルバイト初日、「ここのお店を利用されたことはありますか？」と聞かれ、「いやあるわけねぇだろ！ないからここ選んだんだよ！」と思ってしまいました。自分が「バイトのシフトがない日に、バイト先に買い物行ける人間」じゃないと分かっていたからです。顔見知りに「おう！」とか言われるのがしんどく思えてしまいます。

　友達が増えると行けるお店が減る。あそこのお店はあいつがバイトしてるんだよな〜。で、こっちのお店はアイツがバイトしてるって言ってたしな〜。友達が多いと、気がついた時には行けるお店がなくなってしまいます。
　近所には大学生がたくさん住んでいて、同じ大学と思しき人も沢山います。「アルバイト先」としての選択肢なんかほとんどないので、僕は「家から遠く、近所の人が使わなそうな場所にあるお店」をアルバイト先として選びました。それが功を奏してか、友達や顔見知りがお客さんとしてお店に来たことは一度もありません。だから本当に助かっています。

　「友達が要らない」とは思っていないのですが、そんなたくさんは要らないなと思っています。
　まあ、社会人になったら必然的にこの悩みは完全に消え去るんだと思いますが。

#212   知り合いが多いと生きにくい