#44 歌詞解説というもの。
今日、初めて歌詞解説というものを読んでみました。
一番好きな「CHEERS(Mrs.GREEN APPLE)」のものをなんとなく。
現在、エンタメおじさんのラジオを聴き終わり一息ついた5:00です。
爆音でCHEERSを流しながらちゃんと泣いてしまいました。
いい感じにひんやりした部屋で、ひとり寂しく泣きました。
これまで、「なんとなくリズムが好きだから」とか「ここの歌詞がなんとなく好きだから」みたいな理由だけで好きな曲を選んできました。
でも、その「なんとなく好き」を超えられた気がします、やっと。
歌詞の意味をしっかり考えて、いろいろ思いを巡らせて、胸を張ってこの曲が好きだと言えるようになれた気がします。
これまでの人生で悩みが全くなかったなんてことはありません。
変なイメージが少しでもたつと、その後の色眼鏡は止まることを知りません。
まだありもしない色眼鏡を気にしすぎるあまり、まだありもしない周りの目がなぜか気になってしまいます。
そして、自分が何なのかが気になり始めます。
自分は何がしたいのか、自分は何になりたいのかという自問自答にも行き着きます。
隠れてばかりで全く見つからない自分という存在。
これをまだまだ若者と分類される段階で「明確な何か」を探してしまっている。
何かに気を取られてしまっている。
悩みが悩みを呼ぶ。
生ぬるいジュースで乾杯
ラーメン屋で友達とお悩み相談会的なのを開催したのを覚えている。
食べ終わった後も、閉店ギリギリまでお店に居させてもらった。
店員さんにご親切にしていただいた。
俺の悩みは大したことない些細なものが多かった。
それもあってか、自分の悩みは友達に打ち明けたりするような話じゃないと思っていた。
なんとなく“真面目”というイメージが、会う人全員に持たれる。
人間関係も拗れない、だって真面目だから。
親との関係も別に円満、だって真面目だから。
小学校卒業までには真面目不真面目に分けられる。
人と話してワイワイしてる奴は不真面目側に認定される。
人と話せず、一人で4コマ漫画を描いたり読書をしてる奴は真面目側に認定される。
その色眼鏡は中学にも受け継がれる。
いじられキャラがどこに行ってもいじられるように、真面目の色眼鏡も受け継がれる。
小中の9年間で人格なんかガッチリ決まる。
高校デビューをカマしても失敗する人が多いのなんか当たり前に決まってる。
なぜかみんなから真面目と思われ、悩みもないと思われてる節がある。
俺が悩んでるのはソレソレ〜と言いたい。
でも、こんな細くて長い誰の興味も引かない気持ち悪い悩み、相談する相手もいないし、何より相談の仕方がわからない。
あと、こんな奴の相談相手になってくれる人もどうせ同じような色眼鏡で見られてきてるだろうしね。
結局、自分の悩みは言わずに終わる。
他にも小さい悩み、細長い悩み、モヤモヤは沢山ある。
考えれば何個も出せると思う。
もはや、今だから何個も出せるのかもしれない。
ラジオに出会ってから考え方が変わった自覚はある。
考え方が変わった今だからこそ、稚拙ながらも悩みの‘片鱗’を僅かに言語化できてるのかもしれない。
高校生の時は無意識に、無理矢理ではあるけど動画とかを見て「楽しさで悩みを忘れる」ということができていた気がする。
でも、「悩みを打ち明ける」こともできたらなって。
今はこうしてnoteに一方的に吐き出しているけど、これが高校生の時に友達相手にできてたらもう少し変わったんじゃないかなって。
下書きに記事を入れて1日考え直してみましたが、これ以上は何も浮かびませんでした。
歌詞の後半部分にノータッチなのも悔やまれます。
曲を何度もリピートしてみましたが、思ってることが全く言葉として表せませんでした。
こころにはグサグサ刺さるのに何も。
曲を聴いて、核心をつかれた感覚はあるのに。
その核が何なのか、わかりません。