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【団体紹介】U5 produceunit少女蘇生
みなさま、初めまして! 主宰・脚本家をしております、仲野識です。
ご縁ありまして、「LittleTHEATERUnion」の立ち上げにかかわることとなりました!一生懸命頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。
さて今回は「初回」ということで、まずは「団体」に向けて、インタビューしてみようと思います。
団体設立のきっかけは一つのボイスドラマ
少女蘇生は仲野識個人で行っていたボイスドラマ制作サークルが母体。処女作となる『浄玻璃の鏡、邯鄲の夢』は、森鴎外作『舞姫』をオマージュしたボイスドラマ連動のリーディングライブであり、単発の企画として試験的に立てられたものだった。
主演に、以後団体員となる木下章嗣と紗倉妃芽を迎えて行われたこの公演が好評を博し、2回目の開催を行う運びとなる。
リーディングライブから朗読劇へ
その後、『純文学をもっと親しみやすい境地へ』をモットーに、精力的に多くの朗読劇を打ち出し続けている。
スタジオ公園として芥川龍之介の『藪の中』と夏目漱石の『夢十夜』を題材とした『明烏―アケガラス―』を上演。
第三回は、初のオリジナル作品で大正浪漫を取り上げた『ブルー・イン・ザ・ブルー』を上演。画家の物語であることから、初めての試みとして、朗読劇の上演中に、舞台上で画家さんに一枚絵を書き上げてもらうというライブペイントを開催した。
第四回は谷崎潤一郎の『春琴抄』を生演奏・香りの演出・オール関西弁で上演し、第五回の『嘘の胎動』では、演出にすーぱーかみしばいの小林昂平を招聘し、米澤穂信の『儚い羊たちの祝宴』から二編を朗読した。
第六回では、演出に俳優・脚本家の小林悠理を招聘、代表作となる二度目のオリジナル『リラの咲くころ』を上演。初の続編となる『白にはなれない』は朗読ではない特別舞台公演として、第八回で上演された。
第七回は、プラネタリウムだったホールを使っての星空の映写を組み合わせた『銀河鉄道の夜』を上演した。公演の様子はヤフーニュースに取り上げられ、大好評を博し超満席で幕を閉じた。
少女蘇生の『これから』
朗読劇をつまらないもの・簡単なものとしてではなく、かつライトなエンターテイメントではない『ネオ朗読劇』を意識した作品作りを行ってきた幣団体だが、次回公演で一度その幕を下ろす。休止であり、再開も視野に入れているが、次回公演は一つの区切りとして制作にあたっているところである。
まだ内容などは公表されていないが、ぜひ期待して『ラスト・ラン』を待っていていただきたいと思っている。
仲野識
ProduceUnit少女蘇生主宰・脚本家。小説家として活動ののち、脚本家に転向。現在はフリーライターとして活動しながら執筆活動を続けている。
仲野識Twitter
ProduceUnit 少女蘇生
一次創作団体。「ほの暗い世界と、一筋のひかり」をテーマとし、主に朗読劇を制作する。主宰である仲野識の理念に賛同し、現在は2名の劇団員とともにプロデュースユニットとして精力的に活動している。