英語のリズムを習得できる〜Pete the Cat I love My White Shoes by James Dean〜
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リトル・スマーティ・パンツからリスさん(およそ3歳)コースの今月(1月)にお届けする絵本は「Pete the Cat - I love My White Shoes」by James Dean Story by Eric Litwin です。
日本でもお馴染みの「ねこのピート」ですが是非オリジナルの英語版で読み聞かせをしてくださいね。21冊ある中でも一番人気のこちら「I Love My White Shoes」は代表の1冊といってもいいでしょう。英語もわかりやすいですし、繰り返しが多いので子どもは何回か読んでいるうちに、暗記してしまいます。今っぽい英語表現を使っているところもおすすめのひとつです。
このいつもクールな青い猫はジェームス・ディーンの手によって1999年に生まれました。ニコっともしないこの猫が今や幼稚園児の大人気キャラクター、どこの学校にも置いてある絵本の主人公になったのは、エリック(ストーリーを作ったり、歌を作ったりするお友達)がジェームスの奥さんと一緒にリズミカルな子どもが聞いて楽しくなる歌に合わせて日常を乗り越えていくストーリーとしたからです。
こちらの絵本の読み方については動画がありますので下記Yotubeをご参考にしてください。
あらすじ
猫のピートはとってもポジティブ、どんなことがあってもいつもクールな表情でびくともしません。本当の猫みたいです。いつも自信に満ちています。この作品では、ピートはお気に入りの新しい白いスニーカーを履いて道を歩いているのですが、おっと、なんてこった!白いはずのスニーカーが色を変えてしまうハプニングが起きます。でも、ピートは泣いたりぜずどんどん前に進んでいくというお気楽なストーリーです。
この本の読み聞かせポイントをお伝えします。
(1)英語のリズムを感覚でつかもう!
英語というのは、日本語のイントネーションと全く違います。民謡とラップくらい違うと「発音オタクのだいじろーさん」も言ってます(笑。
日本語は一言ごとに音を出して発音しますが、英語は単語が何個であっても、文字通りホワイトとは発音しません。ほとんど、ワイしか聞こえないのです。white /(h)wīt/ の発音は左の記号のようにまず、リラックスした「はー」という状態から口を窄めて「ウヮ」から日本語の発音で「アイ」その後「トゥ」の音をささやきます。アクセントが「アイ」にあるので「ワイ」しか聞こえないようになります。
この絵本の唄の部分、「I love my white shoes」を日本語っぽくいうと「アイ・ラブ・マイ・ホワイト・シューズ」でリズムは、タン・タン・タン・タタタタ・タータ」というリズムですが、英語だと「ア・ラ・マ・ワイッ・シュー」タ・タ・タ・タンッ・ターとなり、聞こえる音と聞こえない音が明らかにあることに気づきます。これは、言っていないわけではありません。ちゃんと言ってますが発音には常に強弱があるということです。
この英語のリズムは説明では難しく、ネイティブのリズムを聞いて慣れる事が私は一番の習得方法と思います。そういったセオリーがまだ理解できない幼児は、英語ってそういうリズムなんだなーとナチュラルに習得して欲しいものです。ネイティブが歌っているYou Tubeの愉快な歌を何度も再生してお子様と一緒に歌いましょう!
(2)日常会話が豊富に含まれているので、フレーズを覚えてしまおう。
この絵本の人気の一つは、このストーリーの内容がとても自然な日常生活で使われる英語となっております。
猫のピートは、物を言ったりしないのですが、彼の気持ちや行動をうまく表現してます。いちごの山を踏んでしまった時に「Oh no!」「おっと、なんてこった!」という訳し方が私的に一番しっくりきますが、「うわ、まじで?」でも「うっそー、ありえない」でもいいです。その後、「Did Pete cry? Goodness, no!」とあります。「ピートは泣いたかな?よかった!泣いてなーい」となります。もし「Did Pete cry? No he didn't」という表現だとあまり感情がこもっていませんし、このオリジナル文章は「子供が何かやらかした時によく泣くところから、わざわざ使っている表現なので、最初から泣くことを予想していなかったら、この「Did Pete Cry?」は意味がありません。読み手の子供たちに「このくらいのアクシデントなら皆んな泣かないよね」という著者のメッセージが込められていて、一緒に読んでいる子供たちも、自然に声に出して「Goodness No!」と言うようになります。この「Goodness」よく使われるのは「Oh my Goodness!」「Thank Goodness!」どちらも「God」の代用と思ってください、我が家は汚いスラングや人種、宗教で問題になるような言葉は、発言を禁止しておりますので、「Oh My God」と言ってはダメです。娘も分かっているので、私が「Oh my god」とつい言ってしまったりしたら、「ママ、それ言っちゃダメでしょー」とつっこんできます。
「Oh My Goodness」は本当によく使います。ポジティブな際にも使えます。例えば、娘がボウルいっぱいあった、ポテトフライを平らげた時とか、娘が予期していなかった手紙をくれた時とか。簡単で、日常に取り入れられるフレーズ、お家英語でも使ってみてください。
Let's keep reading!
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