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「やってみよう」は教師のためにある言葉ではないか

「怖がらずにやってみよう」
「やってみないとわからないよ」
「できなかったとしても挑戦することが素敵だね」


教師がかける声かけとして、よく耳にするフレーズだ。


私自身も実際使っている。


子どもたちを勇気づけ、行動に促すためのフレーズである。

挑戦もしないで、できないと決めつけるのはよくないことだと思っているからこその言葉である。


「やってみよう」


1番やってないのは教師ではなかろうか。


前例踏襲、現状維持。


いつまで続ける気だろうか。


働き方改革?


変わってほしいではなくて、変えたいにならないのは、教師の意識の問題である。


私も同じ仲間の1人として反省しつつ、アクションを起こしていく。


今あるものは、本当に必要か?


これまでやってきたことは、時代にあっているのか?


指導要領が10年に一度変わるのに、いつまで同じ方法論で授業をしているんだ?


これだけICT活用が騒がれているのに、まだ紙媒体を使うのか?


古いものが全てダメだとは言わない。


しかし、検証が難しいこの職業だからこそ、「やってみよう」が大切なのではないだろうか。


子どもたちのためにより良いものを。


そのために、教師ができることは「やってみよう」の精神で挑戦することである。


まずは自分が。


たとえ新たな挑戦が、これまでの自分を否定することになったとしても、今を生きる子どもたちと一緒により良いものにしていきたい。

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