健康的に農業作物を育て病気を予防するアミノ酸の効果
現在は栽培していませんが、トマトを栽培していたころ「青枯病」に悩まされていた時期がありました。
青枯病は恐ろしい土の病気で、この病気の原因である細菌が土に入ると土壌感染し、
畑に植えてあるトマトが全滅します。
この病気を克服するために研究機関もメーカーもありとあらゆる方法の研究を進めており、
・病気に強い「Tm-2a」台木に接木したり、
・土を一回一回替えることができる
「ココソイル」
だったり、
・そもそも土を使わない水耕栽培のような方法だったり...
どうにかできないものか、いろいろ試している中、アミノ酸の一種の「ヒスチジン」が着目されました。
私たちも適度な運動と食事をして健康な身体をつくれば病気にかかりませんよね。
同じように、病原菌を殺菌する考えというより健康な株をつくり感染しないようにする考えで、
ヒスチジンを適度に施してあげると、この効果が現れます!
ただ、成分にヒスチジンが入っているかどうかなんて表示されていないので各メーカーに問い合わせて探したところ、ありました
サカタのタネのネイチャーエイド
弱っている株の治療などにも効果的で、
新しい苗も植えたばかりなので重宝しています◎
使い方も薬剤と混ぜて防除と同時に葉面散布しています。
このような健康促進の資材と、
硫黄や銅による天然物の予防剤や微生物による予防が組み合わされば化学薬品も必要じゃなくなってくると思っています。