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おいしさの理論

野菜にしても、果樹にしても、お米にしても、
おいしく育てるには肥料を与えないことである。

どの作物もはじめはおいしいのですが、肥料を与えることで雑味が入るのです。

例えば、漢方薬を肥料として与えると漢方の味が混ざってくるように。

なので、おいしく育てようと思うとなるべく無肥料栽培がいい。その土地のピュアな味が楽しめる。

自分たちの畑には腐植のために
豊田畜産の想いのこもった堆肥と、
成長に必要なだけの固形肥料とカルシウムのみ与え、

健康状態を診ながら必要に応じて肥料を葉面散布しています。

この葉面散布の方法でしたら土も汚れず、畑から繋がる川も海も汚さない。

今、社会問題として
肥料が大量に土に撒かれることで海の栄養が豊富になりプランクトンが大発生し、
そのプランクトンが呼吸することで海が酸欠になり魚が死んでいってるんです。

木を見て森を見ずにならないよう、
マクロな視点で診ていくべきである。

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