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おいしさの理論

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食べたときに「おいしっ!」と直感的に思うことがある。 そんなおいしさを解剖していくマガジン
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おいしさの理論

おいしさの理論

野菜にしても、果樹にしても、お米にしても、
おいしく育てるには肥料を与えないことである。

どの作物もはじめはおいしいのですが、肥料を与えることで雑味が入るのです。

例えば、漢方薬を肥料として与えると漢方の味が混ざってくるように。

なので、おいしく育てようと思うとなるべく無肥料栽培がいい。その土地のピュアな味が楽しめる。

自分たちの畑には腐植のために
豊田畜産の想いのこもった堆肥と、
成長に

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おいしさの理論(生殖編)

おいしさの理論(生殖編)

樹を弱らせれば弱らせるほど、子孫(実)を残すために栄養がいく。
花の成長のことを生殖成長と呼んでおり、
樹の方にいく栄養を栄養成長と呼んでいます。
果実のおいしさを最大限にあげるには生殖成長を促してあげなければなりません。

これを念頭におき剪定の時に大事にしていることは、

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