お寺の猫たち

子供の頃飼っていた犬、実家の猫、そして我が家の2匹の猫たちがお世話になったご近所のお寺さん。いつでも数匹猫がいる。

ここならば、、捨てる側にも小さな良心はあるのだろう。
一時は相当の数の猫たちがいて、責任を持って捨てられた猫を育てるにはお金もかかるし、世話も大変です。ここなら、、そう思って捨てていかれるのには正直なところ困っています。
お坊さんからそんなお話もうかがった。

そんなお寺さんの歴代の猫さんたち。
休憩所の一角にコーナーがある。
実は撮影するばっかりでここでゆっくり写真集を開いたことがなかった。

メモリアルには、

＜可愛がっていただきありがとうございました。＞

そんな言葉が添えられている。

可愛がってくれてありがとう。
癒してくれてありがとう。

たった一文だけど、
そんなお互いの「ありがとう」が含まれた、
奥が深い言葉。

ここで生涯を全うした子もいれば、
里親さんが見つかった子もいる。

捨てるような人に飼われているより、
ここに捨てられたことは、
この子たちにとってきっと幸せだったに違いない。

写真集を見ながら、あ～そういえば、
ゴマちゃん、撮らさせてもらったなとか、、
いつも見張り番だったよねとか。

写真どこに保存してあるかなぁ。
整理が悪い人なので、すぐには見当たらない。
ぼちぼちと探し出してみよう。

2020年、冬。
お寺さんの猫さんたちは、個性豊かでマイペース。
そして、、なにより幸せそうです(*^_^*)