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ネガポジ反転

デジタルから入った人間、
ネガ?ポジ?そんなことも知らずに撮った写真をデジタルで現像処理するときに明暗、トーンをひっくり返してみたら、そこには新しい世界が映し出された。

面白い!ただそれだけ。
フィルムをやっていた人たちから、ネガポジ反転ですねとか、
それは写真じゃないとか(笑)、いろんな言葉をいただき、
まぁ悩みつつ、、

それでも、カメラというツールで、肉眼で見てない世界が創り出せるんだ、ということは、私の心を掻き立てた。

撮っていくうちに、これはこうなるだろう、予測がつくようになり、アートシリーズも生まれた。

でもね、予測せずに撮って、PCで眺めているうちに、、ふとひっくりかえしてみたら、あれ?面白い!のほうがワクワクする(笑)

たぶんそれって、ネガフィルムで撮ってネガを見たときに、あれ?と思う感覚と一緒なのかも。そこではじめて新しいものを見たような感覚。

なんでも狙って予測して撮ったら、作品としては安定するだろうけれど、その新鮮なワクワクはなくなる。
そんな感覚は大事にしていきたいなと思う。

というわけで、なんとなくこれは、、と思ってネガポジ反転してみた1枚。なんとなくこれは、、というとこは予測して、反転してみるというのはデジタルの面白みのなさでもあるけれど。

ネガかポジか選べて、ネガのまま写しだしてくれるカメラなんてのがあったら楽しいのにね(笑)

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