白内障手術術後に便利だったもの
術後の目の保護アイテム～購入したもの～
白内障手術に至った経緯はさておき、、術後の目の保護のために私が揃えたものを紹介したいと思います。
角膜を2mm程度（レーザー手術の場合）切開して行う白内障手術。
小さいとはいえ角膜に傷がつくので、術後の感染症対策として、
処方される目薬の他に一定期間は埃や水が入らぬよう保護メガネをつけて過ごす必要があります。
白内障手術が決まった時、眼科で薦められた保護メガネは、↓でした。
ちなみに院内で販売もしていましたし、眼科で購入すれば＜傷口を細菌感染から守るための医療装具＞ということで保険適用のようです。
そこそこデザインもよいし、術後眼鏡が必要ない方はこれでよいわけですが、私の場合、1mから先は両目で像を１つに結べない「両眼複視（モノが２つに見える）」があり、外出時はプリズム眼鏡を使用しています。
また室内では、PCを使っての仕事をしているため、PC用眼鏡をかけています。
この保護メガネは使えません・・・
眼鏡をかけるなら、保護メガネはなくてもよいですよ、と説明は受けましたが、風が吹く日は横からだって埃は入ってくるし、できればあったほうがよいに決まってます。
というわけで、あれこれ調べて購入したアイテムが↓
「日中保護用ゴーグル」「寝る時用保護用ゴーグル」「お風呂用ゴーグル」「外出用眼鏡ガード」ずいぶんいろいろ買いました（笑）
右目の手術からほぼ２週間経過。
どれもそれなりに重宝したので今後目の手術を受けられる方のお役に立てば・・ってことで一つずつ検証。
１．眼鏡の上からもかけられる！日中保護用ゴーグル
いわゆる普通の保護ゴーグルです。
ネット上にたくさん商品はあったのですが、ミドリ安全さんのものということでなんとなく信頼がおけたのと、値段が安かった（笑）
私の場合、コンタクトレンズを入れたときと同じ度数に眼内レンズを合わせてもらったこともあり、PCや手元は眼鏡がないとちょっと見ずらい。
眼鏡なしで眼鏡オンで、、家の中はほぼこれをつけっぱなしですが、
軽いので違和感もありません。視界もクリアです。
ツルの部分は微調整ができるようになっているので、顔へのフィット感もそこそこあります。
ご近所への外出は開き直って、プリズム眼鏡＋この保護メガネで過ごしちゃってます。（私目をガードしてるんです、ってアピールしまくりなので、中途半端なものよりかえって恥ずかしくない笑）
そして、、割と目にゴミが入りやすい人なんですが、これをかけていると目にゴミが入ることがないのですごい楽！
術後にも使える
必要がなくなっても風が強い日や埃がまうお掃除や土いじり、漂白剤などの強い洗剤を使うときなど重宝してくれそうです。
2.柔らか仕様、夜寝る時用保護ゴーグル
眼科で買える術後保護用の眼鏡は、夜はゴムバンドに付け替えられるようですが、日中用に買った保護ゴーグルは眼鏡タイプなので、さてどうしましょ。あまりごっついのは寝返りが多い私には痛くなりそう。
白内障の術後の寝る時用に買いました！そんなレビューを見て、
よいかも、、でポチ。
買ってよかったです。前面以外は、硬めのビニール製なので、寝返りを打っても痛くなることもなく。顔にピタッとフィットしてくれました。
山本光学さんのゴーグルなので、このお値段なのに視界もそれなりにクリアです。つけたままスマホや本もきれいに見えます。
ただし密閉性がよすぎて朝起きると思い切り曇ってたりしますが（笑）
こちらも術後、日中用に買った保護ゴーグルと使い分けで、壊れるまで使います。
3.お風呂用ゴーグル
私が手術してもらった眼科では、３日目から洗顔・洗髪ＯＫでしたが、１週間～2週間禁止としているところも多く、それでもさらに「目に水が入らないようにしてください」と注意書きがあります。
水、どんだけ細菌がいるんだー、ってちょっとビビりました。
目をつぶって洗髪すればよいだけなのですが、シャンプー取ったり、お湯出したり止めたり。。
目をつぶったままって絶対無理と思ったし、徹底的に術後感染の不安は防ぎたい。
夜用に買ったゴーグルも密閉性はよいので使えそうでしたが、ゴム部分の乾きが悪そうだったし、水中ゴーグルではありませんから、目に水が入らないともいえません。
そこで登場の水中ゴーグル。
最初は、家にあった水泳用ゴーグルを使っていたのですが、そもそも水泳を前提にしているゴーグル、自分の頭にフィットさせたらシリコンゴムの長さを調整することなどほぼないわけなので調整がしずらい・・。
白内障術後のゴーグル使用については、あまり推奨されていないようです。
ゴムで目をパッチンとやっちゃったり、圧迫しすぎるので、というのがその理由。
なので、ゆるゆるの状態で顔にはめられ、ゆるゆるの状態にして外せる。さらに目に当たる部分が大きめなのがないかなーと探して見つけたのがコレ。
プラの部分を押すと空間ができ、簡単に調整ができる設計になっています。
私には必要ありませんでしたが、ノーズ部分も顔にフィットするのを付け替えられるよう予備が入っていました。
まぁ頭は洗いずらいですが、目に水は一切入ってきません。
角膜の傷がほぼ完全に治るのが１か月、薬は３か月差し続けますから、
完治までは３か月かかるわけです。
当分はお風呂やシャワーはゴーグルのお世話になろうと思っています。
そうそうコレ、ミラーになっててかっこいいなーと言うので、
使わなくなったら、ジムに通っている夫にあげる約束してます（笑）
＜お風呂余談＞
実はシャンプーハットも買ってみたんですが、洗えない部分はあるは、ずれてくるわ・・
余分な買い物になっちゃいました💦
4.手持ちの眼鏡に使える眼鏡ガード
ご近所は眼鏡の上に保護ゴーグルでへーき、ですが、さすがにバスや電車に乗るのは・・💦💦
というわけで手持ちの眼鏡に使える眼鏡ガードを買ってみました。
サイズが２種類あって、持っている眼鏡に合わせてつけられるようになってるんですが、そもそも専用眼鏡用の付け外しＯＫガードなので、手持ちの眼鏡たち（複数所有）とは微妙にサイズが合わず、、結局大小２種類買うことに。
まぁつけてる間にちょっとズレてきちゃったり、眼鏡が目から離れる分、ちょっと見にくかったり、付けたまま眼鏡を畳めないとか、、使い勝手も見た目もビミョーですが、、
保護ゴーグルよりは普通の人に見えます（笑）
好きな眼鏡を使えるもよいかなー（とはいえ、どうやってもサイズが合わない眼鏡もありました）
保護メガネ、いつまで使う？
これも眼科によって本当に様々で。
最低1週間～1か月。
って幅ありすぎ・・💦💦
でも先にも書いたように、ほぼ完治は1か月、術後の目薬の使用は3か月間（これはどこも同じようです）
目薬もいらない。完治したよーが3か月なわけです。
ということは、治り具合も生活状況も人それぞれだとは思いますが、3か月の間はやはり慎重にということかなと。
私自身、これを機に「目を大切に」を今まで以上に意識していきたいなと思います。