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写真とカメラ、私のネタ帳

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カメラの理論とか難しいことを理解するのは苦手。 でも、カメラという私にとって最高の友と過ごす時間はとことん楽しく。 私流の楽しみ方いろいろ。
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#写真

その先に見えるもの

「あなたの写真はモノを撮っていないよね」 そんな言葉で、え?そうなの? いや、モノに惹かれてシャッター押してるんだけど。 心の中でちょっと反発しながら(笑) でもあ、そうかと妙に心にストンと落ちた。 そもそも強い思い入れで写真を撮る割には、 写真は見る人が自由に物語を描けるようなそんな余地を残したい。 そんな風に思っていた。 そしてそれは1枚より組み合わせたほうが、より自由な物語を生み出せるのではないか? そこに3枚組写真という見せ方がこれまたストンと落ちて、、 ト

写真で絵を描く。

顔から手から洋服から、、 全身クレヨンだらけになって絵を描くのが好きだった女の子。 あらあら、しかたないわね。 家の壁にまで絵を描いてワクワクしている女の子のために、 お母さんは壁中に模造紙を張り巡らし、スモッグを着せてくれた。 へたくそな絵だけど、自由に思うままに描くことが大好きだったその子は やがて小学校に入り、<絵を習う>という時間ができて、 いつのまにか楽しかったはずのものが楽しくなくなっていった。 それでも教科書の隅にぺらベラ漫画を描くみたいなことは、 授業

カメラ交換式レンズという発想。

写真生活13年目、再出発。 13年目の、というところがなんともまぁ中途半端ではあるけれど(笑)、機材を整理、そして再構築。 そろそろ区切りの歳。写真は一生の友でありたい。 その中で、自分が何が好きなのか、何を求めているのか。これからどんな写真生活が送りたいのか、、と考えていて、機材的にはオールドレンズを中心とするMFレンズだけにしよう、という思いがジワジワジワと強くなっていた。 で、そんな中で生じた<プリント>の壁。 それは以前から薄々と感じていて、なのでそこは都合よく

写真を楽しむということ

組写真。 1枚が強いから「組めない」 そう思い込んでいた。 組めないのはそんなことじゃない。 ということがわかってきたら苦手意識のあった組む、組むために撮影するということが俄然楽しくなってきた。 そしてむしろもしかしたら私が求めていた写真はコレだったのではないかとさえ思い始めている(O型あるある笑) 私は私の撮り方のまま、レンズ1本、意識するのは伝えたいこととリズム。リズムを意識したらよく動くようになった。それは1本あれば撮りたいはほぼ全部撮れる、ということも気がつか

写真展に思う

このところなかなか写真展に行くことができなかったのだけれど。 フォトコンテスト受賞作品の展示。写真のお友達が準グランプリを受賞されて温かくて素敵な1枚、プリントで拝見したいなぁと思ったのをきっかけにウェブサイトを見てみたら選ばれた作品たちに心のスイッチがオン(笑) 月1の写真塾の帰りに、新宿のリコーイメージングスクエアに立ち寄り。 選者の視点もあると思うけれど、展示されていた作品はただきれいなだけじゃない「心」を感じる。組写真が多かったというのもあるけれど、あぁ写真の本

QとC。

ペンタックスQとCOSMICAR25mmF1.4と。 見た目は超かわいいスペシャル感。 さっそくお昼休みの試し撮り。 そもそもこのレンズ、カメラを始めたころに使えたら、ともらったものの、 つ、使えるの? マイクロフォーサーズ、Cマウントをかませれば使える、と教えていただいたものの、マイクロフォーサーズではケラレる。 四隅に微妙に落ちる黒い影、トイカメラ風とかいっちゃえば、それはそれで味にはなるのだろうけれど、その四隅のケラレ具合がね~、微妙すぎて。 勝手にケラレるのは許せ

Qとオールドレンズと。

世の中は、フルサイズミラーレスが主流になりつつあるけれど、、 今、私の中ではナノサイズが熱い(笑) PENTAXQ7。 たまたま奇跡的に新品を入手することができた。 新しい相棒。 さっそく、棚の奥で眠っていたOM50mmF1.8をつけて花撮り試し撮り散歩に。 写真多めです(笑) OMレンズをつけても手のひらサイズ。 それでいて、画角は50mmの約5倍、250mm。 立派な望遠レンズに早変わり。 描写に関して言えば、もともとOMレンズのゆるっとさや独特のボケが好きな

私流街撮りの楽しみ方

今、ある課題のため、お昼休みの30分~40分、勤務先のご近所を モノクロで撮り歩くということをしているのだけれど。 毎回、どこを歩くかは、会社を飛び出してその日の気分。 このスナップ散策に限らず、街撮りはあまりルートや目的地を決めない撮影が好き。 本来は時間も気にせず、とにかくどこへ辿りつくかを楽しみながら、偶然の出会いを楽しむというのが究極の幸せなのだけれど、そんな贅沢な撮影ができるのは限られている。 というわけで30~40分で、というのは私にとっては少し窮屈な撮影

新しいおもちゃ(*^_^*)

どこからどう検索してこのおもちゃに辿りついたのか、、 一昨日のことなのに、すでにもう記憶にはなくて(笑) へぇ~、イルフォードの『写ルンです』 なんか面白そうじゃない? そう思うと今まで調べてたことはすっかり頭から飛び、、 というのはいつものこと。 ひたすら、イルフォード、写ルンです、で検索してみたら、これで撮影した作例が出てきた。 わわ、好きかも。 この時点で、自分でそういう風に撮れるかどうか、なんて技術力やセンスのなさは頭の隅からも追い出され、アーティスティック