AI・Shiori 「Tagger」で新鮮な構図を探してみる
Stable Diffusion Web UI には「Tagger」という拡張機能がついています。
これは、画像からPROMPTを生成してくれる機能で、下記のように影響度の強い順に単語を一覧にしてくれます。
thresholdの設定を例えば0.35とすると、この中から上位35%以上の影響度の単語を拾ってPROMPTとして表示してくれます。
新しいPROMPTが思いつかない時など、過去の写真をこの機能で再度PROMPT分析してみて、生成しなおすと今までとは違う構図が出てくることがあり、なかなか有用です。
今日は、青空の下で明るく楽しくなるような画像が欲しいと思いDynamic poseをPROMPTに入れて何枚か生成したのですが、ワンパターンの画像しか生成できず、やっと1枚なんとかよさそうなものを見つけて、これを基準に今までとは少し違う感じの明るい写真をつくることにしました。
モデル:chilloutmix_NiPrunedFp32Fix
まずは、上の写真をimg2imgの「Poor man's outpainting」を使って上下左右広げてワイド感を出しました。
この画像を「Tagger」に送り込んで、35%以上の影響度のあるPROMPTをコピーして、txt2imgで再度生成したものが下記の画像です。
この後は複数枚出力しただけで、安定的に期待通りの写真を出力することが出来ました。
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