【UE5】実写のようなダウンタウンで、VRoidモデルを走らせる
今日は、UE5のマーケットプレイスで無料でダウンロードできる環境アセットを使ってダウンタウンの街をShiori(VRMファイル)が歩き回れるようにしたいと思います。
※ダウンタウンの街並みのファイルは10.9GBありますので、ダウンロードと実装に長い時間が必要です。
※作業をするためには、UE5の動作環境を満たすPCのスペックが必要です。
1.プロジェクトの作成
(1)まず、Unrear Engine 5を立ち上げ、「Games」の「Third Person」を選択し、プロジェクト名(ShioriDownTown)をつけて「Create」を押す。
(2)画面が立ち上がり、上部の再生ボタン(▶)を押すと、キャラクターが現れます。
今回は、まず、殺風景なこの環境をダウンタウンの街並みに変更し、キャラクターをShiori(VRMファイル)に変更し、Shioriがダウンタウンを自由に走り回れるようにしたいと思います。
2.ダウンタウンの街並みに変更
(1)環境ファイルのダウンロードと実装
まずは、Unreal Engineのマーケットプレイスから下記のファイルをダウンロードします。
(1)無料ボタンを押す
(2)「ランチャーで開く」を押す
(3)「プロジェクトに追加する」を押す
(4)アセットの追加先に先ほど作成した「ShioriDownTown」を選択するとインストールが始まります。
10.9GBありますので、時間がかかります。
(5)プロジェクトに追加されると、CONTENTの中に「Downtown_West」というフォルダが追加されているのがわかります。
その中のMapsフォルダの中の「Demo_Environment」をダブルクリックすると、環境設定が開始します。
ファイルサイズが大きいので、PCのスペックにもよりますが長い時間がかかります。
(6)実装が完了すると街並みが現れます
3.キャラクターを変更する
前回の投稿で説明した内容と同じ方法で、ゲームキャラクターを変更します。
(1)VRM4Uのプラグインを入れる
(2)VRMファイルを取り込む
(3)リターゲット設定をする
(4)キャラクターのポーズをTからAに変更する
(5)リターゲットしたアニメーションを出力する
(6)ゲームキャラクターを変更する
4.完成
前回、Aポーズ作成の時に足を開きすぎてがに股になっていたので、今回は修正して、普通の歩き方になりました。
実写のようなダウンタウンを走り回るShioriを御覧ください。